私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

こんなものを・・・

2021-02-07 13:13:49 | 日記
 近頃のニュースを見て、少々じゃれてみましたが・・・

   1 ほとばしる 自信ありげの 口々に
                 見え隠れする 女性軽視が
   2 老害と 投げやりふうに いう人の
                  老いの姿に 醜さを見る
   3 世の中に 我と等しき 人あらじ
                   知らない者は 黙っておれとか 
   4 冬の日の 薄日が射して 物憂きに  
                   憂き撒き散らす 人もありけり

  お粗末でした?????
   

太安万侶の意気込みが・・・・

2021-02-06 16:58:23 | 日記
 太安万侶は言います。

        ”然上古之時、言意並朴、敷文構文句、於字即難。”

 と。
 上代のことですから、その意味も言い方も共に朴、即ち、宣長は
   「奥ありげに、理(ことわり)めきたるすじはさらになかりしなり。」
 と説明しています。それを今風に解釈して、漢文の文章に書き表すことが大変難しいことだと・・・
 ということは、文字(漢字)は、まだ、我が国に入って来たばかりで、十分にその文字を使って日本の当時の様子を文章にすることが大変難しいと言ったのです。漢字の持つ意味とわが国の言葉の意味が大層異なっており、その歴史を上手に伝えることができないと嘆いているのです。

この短い文を読んだだけでも 如何に、当時の我が国の歴史を史実と間違いなく書き表そうとしていたかという「太安万侶」の意気込みが感じられるます。

この2、3日、暇人???になってます

2021-01-30 11:23:54 | 日記
 勢いが続き、とめどなく止まらないという性格ではないのですが、昨日今日と「俄か歌人ならぬ、暇人」になって遊んでいます。その愚人の愚歌????を・・・

    1 安曇野の 残りしリンゴ ただ一つ 
                    函の隅っこに 幾日かあり
    2 これもうむきましょうか と言う妻の 
                    かざすリンゴの 赤き色かな 
    3 もう2日は節分だよねと 愛おしそうに
                    皮剥く妻 背中にも哀         



今朝は冬の嵐です

2021-01-29 12:10:21 | 日記
 目覚めて見れば、吉備の中山から吹き下ろす木枯らし声が鳴り響いています。空には虎落笛の協奏楽団が・・そんな中、妻はスマホとやらを片手ニコニコ顔しています。

 「これを見ねえ???」

 と、したり顔してそのスマホを差し出します。それを見ながら、またまた、駄歌が自然と頭の中から飛び出してきます。
   
    ・ 孫たちと SNSで 交信す
                   妻の操る スマホ輝き
    ・ 野菜をと 返信ありて 早速に
                    野菜抜く手も いと軽々に
    ・ 大根と ほうれん草を 孫たちへ    
                    隅にわずかな お金を添えて

 と。

    親馬鹿ならぬ、爺馬鹿、婆馬鹿ですよね。      お笑いください?????



ローマ字でなく良かったよね・・・・

2021-01-28 16:54:44 | 日記
   “謹随詔旨、子細採摭”
 「謹みて詔旨(みことのり)に随って、子細に採り摭(ひろ)い。」

 と読み下します。なお、この(ひらう)という漢字には「捃」「摭」「掇」「攈」の4字があるのだそうです。漢字とは面白いものですね、知れば知るほど興味のそそる文字だといえます。戦後一時、日本に駐留してきたアメリカさんの提唱とかで、日本語のローマ字化がお偉いさんからも、随分沢山、児童へのその習得時間が問題となって唱えられたのですが、そうはならずに済んだのは大変良かったといわざるを得ませんよね。
 ここに出てくる“摭”等の漢字を見るにつけてもその感が大です。第一次にその形状から見ても、その字から感じられる意味も想像がつき、またその字の形からくる文字その物の形の美しさという点からも大変に優れている文字だといわざるを得ません。