ここ数日、30度越えの気温!
暑いのが苦手な2月生まれ・・そんな私が少しでも暑さから逃れるために工夫しているお話です。
真夏、日中家を留守にして夕方家に帰った時の、室内にこもった暑さは本当に嫌ですよね。
特に二階の南や西側の部屋は、暑さがこもりがち。
熱を溜めない・逃す!!
私は真夏に朝出かける際、2階の南側の窓は2~3㎝だけ窓を開け、北側の窓を極力開けて出かけます。熱をため込まないようにするのと、風が通るようにするためです。
その上ブラインドを閉めレースのカーテン、遮光カーテンと全て閉めて出かけます。
断熱気密がしっかりした家の場合、これで帰宅時の室内の温度が2度くらい違うんです。
冷房をつけてもなかなか冷えないというのは、壁などにたまった熱が、抜けきらない事も原因です。夏の暑さ対策には通風と遮熱が大切なのです(^^)
熱をシャットアウト!!
暑い夏、外から室内へ入ってくる熱エネルギーのうち約70%は窓から入ってきます。
だから窓から入ってくる熱を防ぐ「遮熱」が大切なのです。
「遮熱」効果があるもので私の一押しは「ブラインド」
実は私、ブラインド大好き主婦なんです。
まぶしい時は光を遮り、薄暗い時は光を部屋の奥まで入れてくれ、
暑い時は遮熱してくれて、外からの視線は遮るけど光は入ってくる。ホント優れもの♡
暑さ対策として大事な事は遮熱コートされたブラインドを使うことです。
電気代に換算してみると、ブラインド無しの場合と遮熱効果のあるブラインドを
使用した場合の6~9月の4か月の電気代は・・
ブラインド有りの方が17.1%の節電、5929円節約という結果でした。
ブラインドの色によっても遮熱効果・節約できる電気代に差が出てきます。
ちなみに、ホワイト系が遮熱効果大、電気代をより節約できます。
嫌いだったブラインド
実は私、15年位前までは「掃除が大変」という理由でブラインドは嫌いでした。
しかし掃除は以前の記事で取り上げたように、思ったより面倒ではないのです。それ以上に取り付けるメリットの方が大!
個人的にはすべての窓につける必要はないと思います。夏の暑さに悩む方には、南と西の窓に設置するだけでもOKです。住まい方の工夫や取り付ける器具などで、今以上にもっと快適に暮らすことができますよ。
「北側に比べて西側の部屋は暑いなぁ~」と思っている方、この夏試してみてください(^^)
参考までに、涼しい家のイメージ
南西側の庭に大きな広葉樹で日差しを遮り、建物の庇でまた日差しが家の中に入ってくるのを防ぐ。なんか、昔の家てこんな感じだったなぁ・・・
大きな樹の下って涼しいですよね。
植物は根から水を吸い上げ、葉から蒸発させています。この時、水が液体から気体に変化することでまわりから熱を奪います。水1gが蒸発するときに奪われる熱は600キロカロリー!
葉から水分が蒸発することで、それだけ熱が奪われているから大きな樹の下は涼しいんですね。
言い忘れましたが、庇のないベランダは熱のたまり場になって、その熱で窓ガラスが熱せられて部屋にも暑さが入り込んできます。(昔の人は窓の外にスダレを使ったんですよねー)
少しでも涼しくするためのポイントとして
*ブラインドをつける
*南西側の庭には大きな広葉樹があったらいいな
*庇は大事
というお話でした