京都にとって琵琶湖の水を引くことは昔からの夢でした
第3代京都府知事北垣国道は、明治維新による東京遷都のため沈みきった京都に活力を起こす,琵琶湖疏水の建設に取り組みました。
大津京都間の測量,東京の工部大学校を卒業した田邉朔郎氏を土木技師に採用するなどの準備を進めました。
琵琶湖疏水は着工から5年後の明治23(1890)年に完成,水力発電を採用し,新工場,路面電車も走り,京都は活力を取り戻しました。
琵琶湖より京都への水運ができ九条山より蹴上は標高差が急勾配であるためインクラインに三十石船を台車に載せて上下させました。
桜回廊十石舟が運行され、散り際には水面が桜の花びらで覆われ、花びらが舞い散る風情が素晴らしい。
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京都は桜の名所が沢山あり、次は何処?と楽しい毎日です。さすが千年の都ですね。