6日の朝送迎車に乗り家を出発、
朝はいつもの通りに出かけ新しい利用者さんを一人乗せて施設まで行った。
施設に着き手を洗い朝一番の仕事をして終わらせ、
今日来る予定の利用者さんを待つと共に朝礼の時間を待っていた。
朝礼が時間通りに始まり1人1人一日の作業手順を発表した。
その後一日の作業が始まった。
半日過ぎ昼時間になり休憩時間になり昼を食べ、
歯を磨きまた午後の作業の洗濯物を集め洗濯機にかけるようにし待っていた。
洗濯機が終わり洗濯物を干し始め終わり一日の作業が終わり終了、
送迎車にまた朝と同じ人を乗せ帰って来ようとして一緒に乗せて来た人を自宅で降ろし、
「看板も無い見知らぬ道を通って行こう」とその道を通って家の方向の道を通り過ぎようとしたその瞬間!
「田んぼ道の小さい川に足を引っ掛けうつ伏せに倒れ動けなくなっているお年寄りを発見!」
最初は何だか分からず通り過ぎようとしたが、
運転手が「ちょっと待てよ?」
と通り過ぎた道をバックし倒れている人の近くまで下がりストップし倒れている人に問いかけた。
うつ伏せになった人は返事をして生きている事がわかったが、
最初は「かかしが倒れている」としか思わなかったが、
運転手が車から降りてうずくまっている人に問いかけた。
運転手の問いかけには応じた。
それを聞き自分は見つけて運転手と共に助けてやって「ああ生きていてくれて良かった。」
と思った。
その後運転手が倒れている人に「立てますか?」
と立たせて見たがだめのようだった。
その時相談する人も無かったため、
「どうしようか?」
悩んでいた運転手は近くで通った車を追いかけ止め、
「ここは何処?」と聞いても知らないようだった。
もう一台の車が来たためまた止めて場所を聞いたがその人も知らず行ってしまった。
だが最初の車の止まってくれた方が何処の場所だか見に行ってくれた。
だがわからなかった。
だが一緒に乗せてくれた運転手が電話をかけ、
救急車を呼んだらしくその内に来てうつ伏せになっている人を乗せた。
消防署の救急車の運転手は我が車の運転手に事情聴取らしき事をやっているようだった。
だが「発見した時通り過ぎず助けてやって良かった。」
と後になってつくづく思った。