ＳＴＡＰ細胞の発見まで

今週届いたＳＴＡＰ細胞のニュース。

細かいことは正直よくわからないけれど、それはもう
すんばらしい発見なんですよね。
今は、かわいすぎるなんとかとか、かっぽう着の話とか
リケジョがどうだとか、ワイドショー的に騒がれている
一面もありますが、やはり注目すべきは彼女の高い志
なのではないかなーと思います。

いろんな記事を読んでいると、ここまでたどり着く間には
一流科学誌から愚弄した論文だと言われ、米国専門家には
相手にされなかったみたいです。

それでも負けない彼女の強い信念。
「研究者の仕事は世の人のため。一生懸命に頑張っていれば、
いつかきっと誰かが評価してくれる」
「この研究は、今すぐ誰かの役に立つわけではない。いつか、
世界に貢献できるようになりたい。そのために研究を続けたい」
「何度もやめようと思ったけれど、あと１日だけ頑張ろうと
続けてきて、いつの間にか今日に至った」
いろんな言葉に重みがありますね。

中２のときに書いた読書感想文も素晴らしい。
「夢があるから現実が見られることを教えられた」
「人間には努力で積み重ねていくものがある」
なかなか中学生で言えることじゃないよなぁ。
ホント敬服します。

いつも仕事が忙しい、疲れたと文句ばかり言ってないで
自分も頑張んなきゃな、って思っちゃいました。


それに加えて、若い研究者を支えたベテランの後押しも
あったようですね。
そういう人に巡り会えた運もあるかもしれないけど、それも
彼女が引き寄せたものなんでしょうね。

強い信念を持った若者とそれを見守る先輩、という図式を
見て、イチロー・野茂と彼らを育てた仰木監督という関係を
思い出してしまいました。

それを批判した土井監督や鈴木啓示監督、というところも
重なったりして。

もしかしたら、どんな世界も同じなのかもしれないですね。
サラリーマン界の小保方さん目指して頑張ろう！？


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