原田マハ「スイート・ホーム」

会社の目の前に図書館があります。

先日、初めて会員カードを作ってもらいました。

ほぼ文庫しか買わない私は、好きな作家さんの
ハードカバーの本がたくさんあるのに感動。
近くにいる間にたくさんお借りしなきゃ～と
思って、急いで行ってみた訳です。

まずは引き続き原田マハさん。
今回は「スイート・ホーム」。
最近、辛くて切ないお話が多かったので、
ただただほっこりできる幸せな話が
読みたかったの。
タイトルからして、これはきっと大丈夫！と
思って借りました。

予感は的中。
いいお話だったなぁ。
幸せ家族を中心として、そこから広がる
幸せの輪がよかったねぇ。
読んでるだけで、いい気持ちになれる。

スイート・ホームのケーキ食べたい！！
料理教室にも行ってみたい。
キンモクセイの香りも気になるわぁ。

春は来るよね。


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原田マハ「翔ぶ少女」

都内で見つけたもう一冊。
「翔ぶ少女」

阪神大震災で両親との別れを経験した幼い三兄弟。
目の前にいるのに助けられないというもどかしさ、
フィクションとはいえ辛いったら。

そんな三兄弟を救ったのは、同じく震災に
妻を奪われたゼロ先生。
大きな愛情でイッキ、ニケ、サンクを育てて
くれました。

タイトルの翔ぶ少女は長女ニケ。
震災で足に後遺症が残ってしまった
代わり(?)に身体に不思議な現象が。

誰かのことを思って、翔んでいきたいくらいの
気持ちになることはあるよね。
それを彼女は実際に強い想いで翔んでいって
ゼロ先生を助けてくれた。
それはきっとお互いの気持ちの強さがそうさせた
んだろうなぁ。
本当はお父さんお母さんのところにも翔んで
いきたいんだろうな。
きっと見ててくれるよね。

それにしても、震災の話は辛い。。。


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