キューピーヘアーのたらたら日記

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告白

2010-06-19 15:36:02 | か行の映画
警察や家庭裁判所、少年法というのは先人達の知恵と経験の

積み重ねの上にあるものであって、決して軽んじてはならない。

私人が勝手に犯人を探し出し、罰を決めそれを執行しても

ロクなことにならないのである。


そこんとこが原作者にはよく理解できない点であるらしい。

少年犯にも極刑を与えてしかるべしと思っているようだ。


人生は(特に少年期には)やり直しがきくもの、

人間は何度だって生まれ変わることが出来るもの、

という視点が欠けていて、作品が

救いの無いものに仕上がっている。



映像は美しく、躍動的で、エネルギッシュ、ときに静謐で

申し分の無い出来だったが、

落第です。


この映画を僕に奨めてくれたキューピーシスターや、

元同僚のYuさんは、まだまだ人間が出来てないらしい。


世間の人も修行が足りない。









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2 コメント

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はじめまして (hi-lite)
2010-06-20 19:21:39
管理人さんは原作を読みました?
映画では端折られちゃいましたが、第二章で裁判の必要性を書かれてます。
管理人さんが言われる
>原作者は、少年犯にも極刑を与えてしかるべしと思っているようだ…
とは違う気がするンですが?
返信する
こんちくわ♪ (キューピー)
2010-06-21 18:07:54
原作は読みました。
あんな愚劣な本を読んだのは、ケータイ小説なるものを読んで以来久々のことでした。
原作で何と書かれていようが、元教師が殺人という重大な事件を司直の手に委ねることなく勝手に犯人である少年に罰を与えて事態を悪化させ、本来なら更生の可能性のあった少年たちをさらに追い詰め、結果として少年法の本意を汚していることに変わりはありません。
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