『くいしんぼうのはなこさん』 石井桃子 文 / 中谷千代子 絵

あるお百姓さんの家で生まれたはなこさんは



とても食いしん坊の牛で



どんどん食べて大きくなって



山の牧場の牛たちのボスになりました。







ある日、さつまいもとかぼちゃを、ボスの権限で



めちゃくちゃたくさん食べたはなこさんは



ガスがたまって体がアドバルーンのようにふくれてしまい



苦しくて死にそうになってしまいました。




















図書館で見かけ、



ママンに見せたら、いつもは



絵本なんて子供の読みもの、



って感じで斜に構えて読むのに、



この時は真剣に読んでいた。










台所仕事を僕にバトンタッチして13年。



ママンは僕の作った料理をいつも残さず食べてくれて、



おかげで43kgだった体重が58kgになってしまった。







体重が増えるとやがて歩けなくなり、



寝たきりになると加速度的に衰える。



それでデイサービスの介護士さんは



いつもママンに



「食べすぎてはいけませんよ」



と口を酸っぱくして言ってるらしい。












真剣にこの絵本を読んでいたママンがいじらしい。







（そんなことよりオカズを減らしなさい！！！）