私の幸せを追求してみる

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『在』という字とグラウンディング

2014-12-06 14:43:02 | 言葉や導き
少し前のことになりますが、筆ペンを衝動買いし、だからと言って何を書くでもなく眠らせておりました。

そして先日、増上寺の夕勤行でお経のシャワーをたっぷりと浴びさせていただいたあと
本屋に行こう!と思い立ち、浜松町の文教堂を覗いたところ、
林香都恵さんという方の書かれた『一文字セラピー』という本が平積みになっていました。
それを見て、これはあの筆ペンを使うチャンス!と思い立ち、購入。
(筆記具は、自分が書きやすいもの、書いていて心地よいものなら何でもOKとのことでしたが
私は筆ペンが使いたかったのですw)

本の内容というか使い方としては
「こういう気分の時にはこの文字を書いてみましょう」といったもので
悩み事で眠れないときには『切』という字をゆっくりと大きく書いて
心をリセットしましょうとか、固定観念に縛られて身動きが取れないときには
『飛』という字で飛躍の度胸を付けて軽やかに飛び立ちましょう。
というもの。


その中に、『在』という字には自分の存在を認める力がある、と、ありました。


子供の頃、いい成績を取ることでしか親の関心を引くことができなかったこと
大人になっても、職場でのいじめや孤立、夫からのモラハラなどで受けてきた
無力感や自己否定は、私を認めてくれる人たちとの出会いや鬱病の治療
神社やお寺への参拝などにより、かなり改善されてきているとはいえ思いの外根深く

(実際、医師からも、何十年という間受けてきたストレスで鬱病になっているから
感知するのにもそれなりに時間はかかりますよ、と言われています)

‘自分を認める’と、顕在意識のうえでは解っていても、潜在意識にまで
それを落とし込むことの難しさを痛感していたところだったので
このページに出会うために、導いて頂けたのだと思いました。


そして実際に書くと、当然、一発で満足いくような字など書けるものではなく
何度も何度も書いて、けれど筆ペンのインクは少なくてあっという間に掠れてしまうし
紙も大量に消費するので、ついには仕事帰りに筆と半紙、墨汁などを買い込んで
さらに大きな字で、『在』という字を書きまくっていました。

そして昨夜、入眠する直前に突然‘地に足がついた’と感じました。


和服を自分で着られるようになり、神社やお寺への参拝を繰り返して護られていることに気づき
筆で文字を書くことで書道にも興味を持つようにもなり、ああ、私は日本人だなあと思い
この日の元の国を足の下に強く、その繋がりを感じ、この国のどこもかしこも
そして、この世界のどこもかしこも、私の居るべきところ、在るべきところであり
どこに居てもいいのだと、感じることができました。


今回、同じ文字を繰り返し繰り返し書くことで、
それがアファメーションとなって潜在意識に落とし込めたのではないかな、と思われます。

そう考えると、書くのは良い意味を持った言葉や文字にしないと危険ですね。
間違っても‘金けt(ry’なんて書いたら…怖いですw




一文字セラピー
林 香都恵
日本文芸社