小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

マシス叩き3戦目で一変、初勝利

2012-08-26 10:21:00 | 千葉ロッテマリーンズ
昨日の勝因は間違いなく2点目の細川のエラー。でもまさかあの場面であの作戦があったとは…。
あれはびっくらこいた。びびった。驚いた。たじろいだ。

【プロ野球】ソフトバンク・井口&南竜重盗、5割守る ロッテ、奇襲ピタリ(産経新聞) - goo ニュース
1点リードの六回1死一、二塁。追加点の欲しい場面でロッテベンチは思い切った作戦に出た。一走の井口と二走の南竜との間で重盗を敢行。ソフトバンクの捕手・細川の三塁悪送球を誘い、2点目をもぎ取った。

 「サイン(重盗)は少し意外だったが、牽制(けんせい)もなく、いいスタートが切れた」と南竜。「相手は無警戒だったからいけると思った。ああいう1点はチームに勢いがつく」と西村監督はしてやったりの表情だった。

 7回を3安打無失点と好投したマシスも「あの2点目が大きかった。打線がねばり強く助けてくれたし、きょうはチーム一丸の勝利だ」とうなずいた。

 チームは前日の敗戦で首位だった6月10日には最大15あった貯金を使い果たした。ナインは試合後のミーティングで「あしたからは開幕と同じ気持ちでいこう」と出直しを誓い合い、この日、借金生活直前で踏みとどまった。

 「きょうは南でしょう」。西村監督は、勝利のキーマンとして、2四球を選んで得点へつなぎ、七回にはダメ押し適時打も放った背番号65の名を挙げた。

 マシスが来日3試合目で初勝利をマークすれば、「必死にやったことが結果につながった」と語った南は、今季2試合目の先発出場だ。“新戦力”の台頭で、巻き返しを図る。


[ニッカン式スコア]

○ さだまさしの番組は十勝地方を震源とした地震報道で切られちゃいました 1勝2敗
● ヤンと聞けばヤオシュンよりウェンリー 1勝1敗
HR 里崎7曲目、ぺー!にゃー!ぺー!にゃー!18号
審判:名幸、山口、笠原、津川


いやあびっくりした。
冒頭でも書いたとおり、決勝点となった2点目の取り方もびっくりしたけれど、もっとびっくりしたのはマシスの出来。
マシスに関しては前2戦のイメージが色濃く残っているだけに、今日もおそらく先頭を歩かせてはのらりくらりとかわす投法なのだろうけれど、見ている方はフラストレーションがたまっていく展開なんだろうな…などと思っていたらまあびっくり。
今日のお客さん、少なくともあたしが座っていたライトスタンドの一帯の客は分かってましたね。

本多のファウルフライの一死でざわざわしはじめた。
明石の三振で大きくどよめいた(^^ゞ
長谷川ショートゴロで客が戸惑ってましたwww

「叩き一変」とはこのような事を言うのだろうか。
これまで現地で、テレビで見ていたマシスの姿とはまるで一変。
こんなに小気味よくぽんぽんと放るマシスの姿など見たことがない。今日が3戦目で前2回が「う~ん」という内容だったから当たり前っちゃ当たり前ですが。
気がつけばなんとまあ7回を投げて三振7個。
正直ここまでやるとは全く思ってませんでした。
さだましすさんごめんなさい(´・ω・`)
特に有効だったのはカットボールだったようで、これが左打者にグイグイ食いこんでいたらしい。
このへんは映像を見ていないんで何とも言えませんが。

対するホークスの先発は陽。
序盤こそ陽とマシスの投げ合いの様相も、どうにも陽の制球が定まらず、ヒットこそそれほど打たれてはいないものの四球が多く、5回までに被安打は2ながら四死球が4。
で、それをモノにできないロッテもよっぽどアレなんですがねえ…。
3回に井口のタイムリーで先制して主導権を取ったものの、3回は陽が特に荒れていたところで、1安打2四球だったらもうちょっと点を取りたかったねえ。

4回も角中がいきなり死球。
バッターはサブロー。
ここでベンチはいきなり初球にエンドランを仕掛けるもものの見事に失敗、サブローは空振りで角中憤死。チャンスの芽が一気にしぼんだ…かに見えた。
これは僕も全く見落としていたのだけれど、実はこのエンドラン失敗こそが、決勝点となった2点目への取り方に繋がってように思えてならないのだ。

6回裏のマリーンズの攻撃。
南竜、井口と連続四球、ホワイトセルが倒れて1死1、2塁でバッター角中の場面。
カウントは2-2の平行カウント。
2-2だから仕掛けやすいカウント。ましてやバッターは角中だから一発狙いも小技も何でもできる。

まさかダブルスチールに来るとは全く予想してませんでしたわ(・・;)

いやね。
2-2だから仕掛けやすいカウントではありますよ。
ましてや2塁ランナーが南竜だから足は絡めやすい。
でもねえ。
角中は左バッターですよ。
細川からしたら、右バッターボックスに人がいるわけではないから3塁にスローイングもしやすい。
まったく無警戒の中で走られてごらんなさい。

そら細川も焦るわ(・・;)

焦ったのはむしろわしらですわ。
これは度肝を抜かれた。
このところ、1塁に走者を置いたら100%告知機能付きの送りバントをしなければ気が済まず、仕掛けるタイミングも初球か平行カウントかでしかまず仕掛けてこないつまらない野球でやいのやいのと言われていた監督も、時として大胆すぎる采配が来ることがある。
このところそんな姿が全く見られなかったからこそ、チームの調子も相まってやいのやいの言われていたし、采配には理解できる部分とそうでないところがあったからこそ、わしもやいのやいの言うこともあったのだけれど、これはまあ本当にびっくりしましたわ。
ぶっちゃけやるじゃん!って思っちゃった(・・;)

で、これはあとから友人に指摘されて気がついたのだけれど、ここで4回裏のエンドラン失敗にふと戻るんですわ。
あとはもうひとつ前のイニングに戻って3回裏、1死から岡田四球で根元の打席、陽がやたらと岡田を気にしていたこと。
足がある選手が出ると、(まず送りバントしかあたしは考えないけれど)かなり嫌がっていた陽。
4回には足もある角中が先頭で死球。
指示したのは初球エンドラン。
もしかしたら、陽の癖をベンチが分かっていて、いろいろと小細工を仕掛けてじらしてやろうとしていたのかもしれない。
そうであるなら、6回裏の重盗という手に出たのもうなづける気がするのだ。
3回の根元の打席でいらついていた陽。
4回のエンドラン失敗。
2つの失敗が1つの結果に繋がる。

( ´Д`)y━・~~ こういう野球をやってくれなきゃ面白くないのよね。

今からじゃ観客動員を回復するまでは厳しいけれど、地道にこうした野球で現状にあがなって行くしか道はないでしょ。
昨日こそ夏休み最後の週末ホーム、ヤックスデーで試供品大量配布という、おもにいわゆる女子の皆様方が炎天下の真っ昼間からハッスルしまくるイベントがあったせいもあって、観客動員も26000人を越えてきたけれど、震災があった昨年比8.8%減という厳然たる数字は、はっきりいえば野球の内容がそのまま数字に直結したもの。
だからあたしも観客動員が春先から気になっていて、「去年から客が戻るどころか逆に足が遠のいている」と感じていたが故、春先から入場人員もネタにしてきたわけで。
ただ、この26000人余りという数字は、僕はあくまで小久保効果だと思ってますんで。

欲しかった決定的な3点目は、あまりにも美しすぎる里崎の描く放物線。
あれはもう、「ホームランを打った里崎」として彫刻にしてマリンのエントランスに飾ってもいいほど。
その彫刻が作成された暁には、1000円払っても僕は見に行きます。2度は行かないと思うけどwww←
里崎の美しすぎるホームランの後は、正直「崖っぷち」の南竜意地のタイムリー。外寄りの低めの球をうまく拾った当たり。
今日の南竜は、守っても8回表の内川の切れていく当たりをキャッチ。こういうプレーをする選手を、監督はもっともっと起用して欲しい!相手投手が右か左かという関係はあるけどさ(´・ω・`)

しかし残念ながら、今日1番のカネを取れるプレーだったのは、ペーニャの怖すぎる弾丸ライナー(・・;)

あんなのが自分の座っているところに向かってくるのかと思うと…ガクガクブルブル

あ、あと岡田の落馬転倒(・・;)
わしが持っていた6-6の馬券どうしてくれる←

今日は藤岡に吉川。相手は谷間の谷間。
相手に主導権さえとられなければチャンスはあると思うけどねえ…。


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