小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

思いっきりとばっちりを食らいました

2008-12-23 02:14:45 | Weblog
事故現場の衝撃といい、とんだとばっちりといい、この報道の過程の疑問といい、なんだかいろいろある出来事でした。
おかげさまでこっちは遅 刻 だ よ ヽ(`Д´)ノウワァァァァン!!

京成線踏み切りで車と衝突、男性死亡 千葉・市川(朝日新聞) - goo ニュース

22日午後0時10分ごろ、千葉県市川市北方1丁目の京成電鉄八幡―鬼越間にある踏切で、住所も職業も不明の男(43)が運転する軽乗用車が上野発臼井行き下り電車(6両編成)と衝突。車は約80メートル引きずられ、男は頭や胸を強く打って死亡した。乗客にけがはなかった。

 市川署の調べでは、踏切の遮断機は下りていたという。軽乗用車もナンバープレートも盗まれたもので、男は踏切から400メートル手前で乗用車2台と当て逃げ事故を起こしていた。


いや~、まいったまいった。
現在の職場に通い始めて2年あまり。
今日初めて通勤にモロに影響しました。
裏を返すと、よほどのことがない限り、京成は遅れても止まらないという、何よりの証左でもあるんですがね。

今日は出勤前に京成津田沼駅前の病院によったら、少し時間をオーバーしてしまい、12時14分発の羽田空港行きエアポート快速に乗ることに(1174K)。
先頭車両の後部付近に陣取っていたら、車両の後ろからでも、運転指令からの無線がなにやらひっきりなしにがなり立てていたのだけれど、どうせどこか別の路線で人身事故でも起きたのだろうとタカをくくっていたら、東中山を出たとたんに列車の歩みが怪しくなり、徐行運転に。運転席では運転士が運転台のマイクを使ってなにやら連絡を取り合っていて、踏切を通るたびに警笛を鳴らす。踏切では、なぜかどの踏切も人が結構あふれていて、どうやらしばらく開いた様子がないことが伺える。
列車が鬼越に差し掛かると、駅員の手旗信号で通しているのが見えると同時に、ホーム中程に不自然な形で3000形が止まっているのが見える。どうやらホーム途中で止まっているのが素人目にも分かり、先頭部分にはレスキュー隊が入ってブルーシートがかけられていたので、一見して人身事故かな…と思いつつ、列車は徐行して通過したせつな、停車している対向の下り列車の3000形の先頭部には、人身事故では絶対にあり得ない物体が、車体からホームにかけて食い込んでいた。

…。

あれってバンパー?

…って車じゃん!!

さすがにこの時は思わず声に出てしまった。
現場は木下街道と交差する、鬼越駅前の踏切で、どうやら衝突した車を列車が100メートルほど持って行ってしまった様子。
しかし、列車は3000形なのでこれは普通列車、鬼越停車のために減速していたはずで、踏切内に車が残留していたとするなら、ブレーキをかけていた普通列車が100メートルも車を持って行くことなどあり得ないはず。ということは、車が列車に特攻をかけたのか…。

さあ大変。
人身事故だけなら、京成のことだから15分か20分もあれば運転を再開することになるだろうが、思いっきり車のパーツが電車に食い込んでいる状況では、復旧には相当かかるに違いない。
しかもこの列車は羽田空港行き。アナウンスでは途中で止まるとか事故のことなど全く伝えていなかったけれど、果たしてどこまで行けるやら、っていうかこの列車も止めなくて大丈夫なの…? どうやらこの時点で下りはすべて抑止、上りは不通区間に入っている列車を流せるだけ流して、後は東中山で止めたらしい。
ただ、どこそこで止まるとかは全く触れないから、とりあえずこの列車で行けるところまで行ってしまおう。
事故列車の後続の京急車の快速佐倉行きは市川真間で抑止、続く各停とスカイライナーは小岩でそれぞれ足止めを食らっていた。
こちらの列車はとりあえず高砂止まりとも押上止まりとも案内されないから、いけるところまで行こう。青砥で上野行き各駅停車も待っていた。
各駅停車は順調に関屋まで来たものの、ここで車掌さんが、「東武線に振り替え輸送を行っているので急ぐ人は乗り換えろ」との不吉なアナウンス。
結果的には、おそらく黙ってここで東武線に乗り換えて、浅草から銀座線に乗り、上野~神田間を別払いすれば速かったのだろうが、関屋から浅草回りとはいかにも遠回りだ。
まあいいや、後2進めば町屋、ここまで来れば…と思っていたら…。

千住大橋で前を走る各停に追いついちゃったorz

前の各停がここに止まっているということは、当然ここでしばらく停車。
流れを完全に読み間違えちまいました。
15分ほど停車の後、前を走るはずの各停が、ひとまず町屋まで動くとのことで、町屋から千代田線で一駅、西日暮里から山手線と乗り継いで、本当だったら5分遅れで着くはずの職場に、40分遅れて到着。

…。

まあ、締め切りの都合であまり忙しくなかったからよかったんだけどさあ…。

どうやら最初のおいらの見立ては当たっていたようで、電車と衝突した車は盗難車で、近所で当て逃げを起こした挙げ句の京成線ダイブだったらしい。

しかし、この報道…。

たとえばこの朝日新聞にしても、最初、この車に乗っていた人の実名を報道していたのに、どこで記事を差し替えたのか、何らかの事情があるのか、今では実名を伏せた形になっているのはなぜなのか。
電車を止めただけでなく、周辺道路にもこの上ない影響を及ぼしたこの輩の実名報道ができない理由とは…?

しかし、このような事故があったにも関わらず、深夜帯が来る頃には、多少の遅延はあっても、列車順はほぼダイヤ通りに戻してきたのはさすがですな。
これも時と場合とタイミングによるのだろうけれど、ダメなときは朝の事故を一日引きずるというのに、列車ダイヤの復旧が、10年前と比べて格段によくなってきていると思う。もちろん、ダメなときは全くダメなのだが(笑泣)。

このところ、事故が続いている京成。
さすがに明日はないだろうな…。

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