小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

「旅と鉄道」休刊

2008-12-24 01:43:47 | 鉄ネタなんてどうよ?
日付上は今日は12月24日のクリスマス伊武雅刀。
おいらごときが今更この日だからどうのこうのと騒ぐのもアレなんで、半月ほど前にリリースされたネタを持って参りました。

旅と鉄道 2009年 01月号 [雑誌]

鉄道ジャーナル社

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とゆーわけで、クリスマスといえばもはや子供たちのためではなくカップルさんたちだけのためにあるような世界で、あるブロガー様のところに「恋愛を忘れちゃうと腐っちゃいますよ、おいらみたいに」と自虐的なコメントを付けたらば、「腐ってるの?そうは見えないけど」と返され、いいんだか悪いんだか余計に分からなくなった小馬太郎兵衛ですこなさんみんばんは。
そういえば先日、姪っ子が遊びに来ていて、ちょうどそれが土曜日の夕方だったので、武蔵浦和のFumi氏宅からの帰り道に、姪っ子にクリスマスプレゼントでも買ってあげなきゃな…とは思いつつ、乗ったのが武蔵野線で、沿線でおもちゃ屋がありそうなところが…と考えて断念。なにせパソコンの周辺機器がなにげに大荷物だったし、10年前と違って、少し大きめな駅前に降り立てばおもちゃ屋が一軒くらいはあった時代とは違い、今は大型商業施設に行かないとおもちゃ屋がない時代で、大型商業施設は車でなければ移動できないような場所にしかないから、プレゼントを買い込みに行くのも一苦労…と思うと、電車を降りるのもおっくうになっちまったんですぁ。西船橋から東葉高速に乗り継いで東葉勝田台まで帰ったのだけれど、確かに東葉高速沿線には大型商業施設があって、八千代緑が丘や村上で降りれば間違いないのだけれど、大荷物で降りるのも面倒だし、そこから帰るのも激しく面倒。なにせ八千代緑が丘ならタクシーしか手立てがないし、村上からだと徒歩20分。びみょ~。
…。
まあ、お正月と併せてサービスしてやればいいか。
玄関を開けたらちょうど姪っ子がいて、いの一番に泣かれましたよ、ええorz

え~。
クリスマスついでの余談はさておき。

出版不況の波には勝てず…というより、あまり代わり映えしないネタで読む気が起きなかった、鉄道ジャーナル社の「旅と鉄道」が、来月号の発行をもって休刊することに。
旅鉄が月刊化を打ち出したときには、ずいぶんとまあ無茶なことをするもんだと思っていたのだけれど、外部ライター(?)の登用など、思い切った施策に打って出た割にはあまり読者には支持されなかったようで、いわゆる「鉄子さん」ブームにあやかった「タビテツ女子部」という企画も、「この面々のどこが『女子』なんだ」という、野郎共の読者の痛烈な罵倒(笑泣)の前にあっさり撃沈、とうとう来月号を持って、季刊時代から30年以上の長きにわたって発行されてきたタビテツの歴史に、幕が下ろされることに。
鉄道ジャーナルと違って、タビテツの場合は気が向いたときにしか買わなかったけれど、「種村直樹の汽車旅相談室」が打ちきりになってからは一切買っていないし、立ち読みもほとんどしたことがない。
いちいち記事の隅々までチェックしていたわけではないけれど、打ち切り間際の「汽車旅相談室」の種村先生の回答レベルがアレだったということをさっ引いても、ある意味「汽車旅相談室があったからタビテツを読んでいた」という面は少なからず存在するわけで、相談室が載っていないタビテツなど、ミルクセーキのミルク抜きを飲まされるのと同じようなものだ。

…。
で、ですよ。
なんとか種村先生の連載ものとして、これまた30年近く続いている「日本列島外周の旅」は、今後はどこで連載を行うことになるのだろう…?
間違っても「鉄道ジャーナル」本誌で扱えるような内容ではないだろうし、さりとて今更他媒体に移れるような代物でもないだろうし…。

かくいうおいら、実は今年、というよりは実質昨年秋から、「鉄道ジャーナル」から「鉄道ピクトリアル」に乗り換えておりまして。
理由は二つ。
一つはもちろん、切られる間際の論調が、体調を崩されたことを考慮しても、おいらのような読者でさえ「頼むから隠居してくれ」と思うことが多かった種村先生が、2006年春で切られたこと(切られ方があまりよろしくなかったのも事実)と、もう一つ。

つまんねーから。

読める書き手さんが亜細亜大学教授だけという時点でかなり問題があるでしょう。

列車ルポが売りだった鉄道ジャーナルも、個人情報がうんたらかんたらということで、列車内の乗客の様子すら満足に載せることができなくなってからというもの、その魅力は昨今の景気の下落率どころではないくらいに急落した。
各鉄道会社の路線のダイヤに触れる時も、その鉄道会社の御用聞き状態で、東武鉄道が日光線系統の快速を「区間快速」に格下げしたときなど、何の臆面もなく「所要時間は大幅に増えたが、沿線利用者は乗車機会が増えたわけだし、速く行きたい人は特急に乗ればよい」と、無批判に論を展開した時は、さすがに口をあんぐり(←死語)させたっけ。まあ、いくら「ジャーナル」とうたっていようと、この世は商売なくしては成り立たぬ。下手に鉄道会社様=広告主の機嫌を損ねれば、ニュースが回ってこなくなる可能性も十分あるわけで、その辺の図式は、各鉄道雑誌とも頭が痛い問題だろう。

タビテツの月刊化も、結局は起爆剤になることはなく、休刊の道をたどらざるを得なかった。
ジャーナルは、どうする?
月刊誌で900円から1000円を払うにふさわしい内容に戻ってもらえれば、もう一度ジャーナルに戻りたいのは山々なのだが…。

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4 コメント

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Unknown (麻生 k)
2008-12-25 18:24:53
そういえば全然買わなくなりましたかねえ
鉄道雑誌
ちょい前に東海の新幹線中心政策万歳の記事を読んでから萎えちゃった記憶が

立ち読みは継続してますが、どの雑誌もなんかプロレス雑誌とかと一緒の構造的な問題点がある気がします
批判を書いたら怒られるから書かない、と言う…
その時点で媒体としての雑誌のアイデンティティを半分失った様な物なんですけどね…。


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お返事が遅くなりました (小馬太郎兵衛)
2008-12-26 17:21:46
ちょいと体調があまりよろしくなかったもので、2日間ほど放置しております。いつものことですが。

>麻生kさん

広告主様の意向に沿った上で、読者に魅せるのが雑誌の役割だと思うのですが、少なくとも広告主様に逆らえなくなった時点で、「ジャーナル」は使命を終えてますね。
他の雑誌はまだ趣味的な分、生きる道はいろいろと残されているのでしょうが…。

週プロに関しては、いつぞやのノアの秋山がタイトルを防衛した時、表彰式で「こんなんで満足してんじゃねーぞ」という野次を、「心無い客のヤジ」と表現していた時点で終わってます。
やっぱり週プロ1誌だけというのはダメですね。
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たびてつかぁ… (陀羅尼助丸(雪景色のごろごろ水))
2008-12-28 09:37:28
“たびてつ”が休刊になるんですねぇ(><;)。
あの、のほほんとした…何の変哲も無い所が好きで、興味のある記事が載っていた時は、幾度か購入しましたが…ほとんどは立ち読みで済ましてました(→o←)ゞ(爆)。
まぁ、夜行列車や長距離列車がどんどん消えていく昨今。
鉄ちゃん系雑誌(ピクトリアル・ファン・ダイヤ情報…etc)以外は余り刺激が…。
まぁ、JRも長距離移動の客は~新幹線に乗れ!と言わんばかりの傾向にあるんで…気に入らない昨今なんですが…orz。
夜行列車も“サンライズ号”みたいに⇒電車寝台で残す事は出来ないんですかね…。寝台列車なんて最高にワクワクドキドキ~鉄旅の原点だと思うんですが。
私なんて、小学生の時に初めて乗った⇒今は無き「明星号」。もう!大興奮で眠れなかったのを覚えてますよ。
列車に座席ではなくベッドで‥毛布に枕にシーツ・浴衣があって、カーテンを閉めれば自分だけの空間。もはや!基地ですよ基地vv。
どう頑張っても長距離移動に関しては、絶対!飛行機の所要時間には勝てないんだから、逆を変えして「こんな時代だからこそ!夜汽車で時の流れを感じてみませんか?」てな感じの台詞で格安チケットやファミリープランを売り出して欲しいですよね。
おっと!旅雑誌休刊話から暴走してしまい…スミマセンmm。
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本来なら (小馬太郎兵衛)
2008-12-29 01:08:22
そうあって欲しいのですが、夜行を運転するにしても要員の問題がまずあって、通す線路が第3セクターになっていないかとか、要員に絡んで駅の改札を開けるのかどうかなど、いろいろと難しい問題が絡んできて、だったらまとめて列車ごと削減しましょうか…というのが昨今の流れではないかと思います。
本来なら鉄道ならではの強みがあるはずなのですが、それに対する見返りが微々たるもの…と言う現状では、やはり夜行を残すのは無理なのでしょうか…。
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