ほんまかいな、そーかいな、南アフリカ と ちょびっと シドニー そして日本だ!

南アフリカ(2004年)と、シドニー(2005年)での生活の近況報告です。そして日本でも(2007年から)

ヒメボタル2010

2010年06月22日 | 動物・昆虫・植物・生き物全般
先日の源氏蛍に続いて、ヒメボタルを観察してきた。
ヒメボタルは、ゲンジボタルがゆったりとゆらりゆらりと光るのに対して、体も小さく、光り方も短い周期でストロボのようにピカピカ光る。
関西のゲンジはだいたい2秒周期で光ると言われているが、ヒメボタルは、今回のビデオをもとに調べてみると、だいたい0.4秒の周期で光っていた。
ヒメボタルは、生息域もゲンジボタルとは少し違う。(とは、言うものの同じところで両方見れるところも多いが・・・。)
杉林や竹林の中にいて、メスは飛ぶこともできないという。
これが、一人で観察に行くときのネックになる。
うっそうとした杉林や竹林、一人で夜中に入っていくには勇気がいる。
しかも、懐中電灯を煌々と照らすわけにもいかない。
さらに、そういう場所は、神社や寺の周辺が多く、お墓とかも多い。
勇気を振り絞って入っていっても、そのようなところに一人でカメラやビデオを持ってうろうろしているやつは相当に怪しい。
できれば、仲間を募って、二人以上で行きたいところだ。
ところで、ホタルは、どのようにして光を出しているのだろう?
発光のメカニズムは、ルシフェリンがどうのこうのという解説がよくされているが、そういうことではなく、ホタルは、
”よし、光らすぞ!”
と、意気込み一発、ぐっとちからを入れて、ピカリとやるのだろうか?
それとも、なんとなく光るのだろうか?
近づくと光らなくなったり、他の個体とシンクロして光ったりするところをみると、光る、光らないというのは、なんらかの意志がはたらいているようだが、そのあたりの心理構造とか発光のメカニズム、例えば、オシリに力を入れると、筋肉が収縮してなんかが押し出されて光るとか、そんなことが気になるこのごろなのです。
いやいや、いつ見ても、ホタルは美しくて風情があって不思議で神秘的な昆虫やなぁ~。

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