あさねぼう

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ラーマクリシュナ Ramakrishna Paramahamsa

2020-02-19 18:06:06 | 日記
ラーマクリシュナ(Sri Ramakrishna Paramhansa, ベンガル語:রামকৃষ্ণ পরমহংস Ramkrishno Pôromôhongsho)、本名ガダーダル・チャットーパーディヤーエ(Gadadhar Chattopadhyay, ベンガル語:গদাধর চট্টোপাধ্যায় Gôdadhor Chôţţopaddhae、1836年2月18日 - 1886年8月16日)はインドのヒンドゥー教の出家者、弟子のヴィヴェーカーナンダらが創始した宗教団体ラーマクリシュナ・ミッションの宗祖。「シュリ・ラーマクリシュナ・パラマハンサ」とも呼ばれるが、「シュリ」は「聖」に当たる称号で、パラマハンサは聖者に対する尊称。インドでは中間層のグル、女優・劇場の守護聖人として慕われている。子供のような特異な人柄で、多くの人を魅了した。

知性ではなく神に純粋な信仰を捧げるバクティ(信愛)運動の系譜にあり、キリスト教・西洋思想の影響を受けたブラフモ・サマージらとは異なるヒンドゥー教改革運動(英語版)の流れがラーマクリシュナの影響下で生じた。田舎の土俗のバラモンの生まれで、高度な教育を受ける機会はなく、聖典に興味を持たず、複雑な神学を説くこともなかった。様々な宗派・宗教での神秘体験によって、神々が多くの化身で現れる民衆のヒンドゥー教と、愛されるべき絶対万能の神、ブラフマンへの信仰を融合させており、ヴェーダーンタ学派に連なる思想であるとも言われる。ただし、ラーマクリシュナの思想と、師の示した真理であるという弟子のヴィヴェーカーナンダの思想はひとまとめに論じられてきたという経緯があり、ラーマクリシュナは聖人・宗祖として神聖視されているため、実際の思想の研究には困難が伴う。近年では、彼の信仰は慈悲深い母神としてのカーリー女神へのバクティを中核に形成されており、タントラ的な性格を持つことが分かってきている。

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