あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

Black Lives Matter

2020-08-12 17:50:14 | 日記
ブラック・ライヴズ・マター (英: Black Lives Matter 通称: 「BLM」) は、アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為に抗議して、非暴力的な市民的不服従を唱えるアメリカ合衆国の組織的な運動である。

Black Lives Matterと呼ばれる組織は、米国とカナダに約16の支部を持つ分散型ネットワークとして存在しているが、より大きなBlack Lives Matter運動は、Dream DefendersやAssata's Daughtersなど、志を同じくする様々な別個の組織から構成されている。より広範な運動とその関連組織は、一般的に黒人に対する警察の暴力に反対し、黒人の解放に関連すると考えられるその他の様々な政策変更を提唱している。

2012年2月にアフリカ系アメリカ人のティーンエイジャーのトレイボン・マーティンが射殺された事件でジョージ・ジマーマンの無罪判決が出た後、2013年7月にこの運動はソーシャルメディア上で#BlackLivesMatterというハッシュタグの利用により始まった。この運動は、2014年にアフリカ系アメリカ人2人の死亡(セントルイス近郊の都市ファーガソンではマイケル・ブラウン、ニューヨーク市ではエリック・ガーナー)を受けて発生した街頭デモにより、全国的に認知されるようになった。ファーガソンの抗議行動以来、運動の参加者は、他の多数のアフリカ系アメリカ人が警察の行動および/または警察に拘束されている間に死亡したことに反対するデモを行ってきた。2015年夏には、ブラック・ライブズ・マターの活動家たちが2016年のアメリカ合衆国大統領選挙に関与するようになった。ハッシュタグと行動への呼びかけの発起人であるアリシア・ガーザ(英語版)、パトリッセ・カラーズ(英語版)、オーパル・トメティ(英語版)は、2014年から2016年の間に30以上の地方支部からなる全国ネットワークへとプロジェクトを拡大した。ブラック・ライブズ・マター運動全体は、正式なヒエラルキーを持たない活動家の分散型ネットワークである。

この運動は、ミネアポリスの警察官デレク・ショーヴィンによるジョージ・フロイド殺害事件を受けて、2020年に発生した世界的なジョージ・フロイド抗議行動の際に全米のヘッドラインに返り咲き、さらに国際的な注目を集めるようになった。2020年の米国でのブラック・ライヴズ・マター抗議行動には推定1500万人から2600万人が参加し(全員が「組織のメンバー」ではない)、ブラック・ライヴズ・マターは米国史上最大級の運動となった。この運動は、警察の予算をデファンド(警察予算を減らして教育など他の部門にまわすこと)し、黒人コミュニティや代替的な緊急対応モデルに直接投資することを提唱してきた。

2020年6月のピュー・リサーチ・センターの世論調査では、人種や民族を問わず、アメリカ人の大多数がBlack Lives Matter運動への支持を表明していることが明らかになった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿