あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

魚と日本人――食と職の経済学

2020-02-15 19:34:24 | 日記
多くの「職人」によって支えられている日本独自の魚食文化。漁師、産地の市場と消費地の市場の卸、仲買人、そして鮮魚店。長年培われてきたこのシステムが、いま大きく変貌している。日本各地の漁港を歩いてきた著者が、食と職の関係を再考し、「食べる人」への影響をも活写する。
漁師、卸、仲買人、鮮魚店、板前など多くの「職人」によって支えられている日本独自の魚食文化。しかし、魚の消費量が減り、流通のあり方も変わってきている。日本各地の漁港や市場を歩いて調査を重ねてきた著者が、現場の新たな模索とともに魚食と魚職の関係を再考し、「食べる人」の未来に向けてのかかわり方も提言する。

濱田/武士
大阪府生まれ。1999年北海道大学大学院水産学研究科博士後期課程修了。東京海洋大学准教授を経て、北海学園大学経済学部教授。専門は漁業経済学、地域経済論、協同組合論。著書に『伝統的和船の経済―地域漁業を支えた「技」と「商」の歴史的考察』(農林統計出版、漁業経済学会奨励賞受賞)、『漁業と震災』(みすず書房、漁業経済学会学会賞受賞、日本協同組合学会学術賞受賞)、『福島に農林漁業をとり戻す』(みすず書房、共著、日本協同組合学会学術賞(共同研究学術賞)受賞)などがある

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