あさねぼう

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新種の恐竜か 北海道・むかわ 1億年前の地層から

2021-01-21 10:17:02 | 日記
公開された化石のレプリカ。(右から)肋骨、大腿骨、骨盤が確認できるという=北海道むかわ町で2021年1月6日午後0時1分、平山公崇撮影

 北海道むかわ町で1990年ごろに発見された化石が北海道大総合博物館などの調査で新種の恐竜の可能性が高いと博物館の小林快次教授が6日明らかにした。
 化石は2019年に新属新種として発表されたカムイサウルスジャポニクス(むかわ竜)の化石を見つけた町内の男性が同町穂別の川沿いで発見。02年に寄贈された穂別博物館が20年6月にクリーニングを始め、不明な点があったため小林教授に相談していた。
 化石は後期白亜紀(1億年~6600万年前)の地層から見つかった。肉食恐竜や鳥類を含む竜盤類の獣脚類とみられ、道内では中川町、芦別市に続く3例目。
 頭骨は見つかっていないが肋骨(ろっこつ)、大腿骨(だいたいこつ)、骨盤などが確認された。国際チームで共同研究に着手しており、小林教授は「典型的な恐竜から鳥類へと進化していく過程を解明するうえで非常に重要な化石だ」と話し、研究成果を学会に発表するという。