あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

伊藤 亜紗

2021-01-03 11:31:01 | 日記
伊藤 亜紗(いとう あさ、1979年5月18日 - )は、日本の美学者。専門は美学、現代アート。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授、東京工業大学環境・社会理工学院社会・人間科学コース准教授。博士(文学)。

東京都八王子市出身。幼い頃は虫や花が好きで、大学2年生までは生物学者を目指していた。東京学芸大学附属高等学校を経て東京大学に入学。3年次に文転(理系から文系に転向)し、美学を専攻。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究美学芸術学専門分野を単位取得退学。同年、同大学にて博士号を取得(文学)。日本学術振興会特別研究員を経て、2013年に東京工業大学に着任。

研究の傍らアート作品の制作にも携わり、大学在学中には美術批評誌『Review House』を創刊して編集長を務めた。

「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017」を受賞。2017年から読売新聞読書委員。2020年、池田晶子記念わたくし、つまりNobody賞を受賞。

『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社、2013年/講談社学術文庫、2021年1月)
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書、2015年)
『目の見えないアスリートの身体論――なぜ視覚なしでプレイできるのか』(潮新書、2016年)
『どもる体』(医学書院、2018年)
『記憶する体』(春秋社、2019年) - 2019年12月、紀伊國屋じんぶん大賞2020・第8位受賞[8] 、2020年度サントリー学芸賞受賞
『手の倫理』(講談社選書メチエ、2020年)

その他​[編集]
ヨシタケシンスケ『みえるとかみえないとか』(アリス館、2018年) 『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を原案とする絵本。キノベス!2019 第4位。