あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

藤原 辰史

2021-01-04 11:18:45 | 日記
藤原 辰史(ふじはら たつし、1976年12月2日 - )は、日本の農業史研究者、京都大学人文科学研究所准教授。専攻は、農業思想史・農業技術史。
北海道旭川市生まれ。島根県横田町(現奥出雲町)出身。島根県立横田高等学校を経て、1999年京都大学総合人間学部国際文化学科卒、2002年同大学院人間・環境学研究科博士課程中退、京都大学人文科学研究所助手、2004年5月京都大学人間・環境学博士。論文は「ナチス・ドイツの有機農法:「自然との共生」はなぜ「民族の抹殺」に加担したのか」。2009年東京大学大学院農学生命科学研究科講師。

2013年 - 『ナチスのキッチン』で第1回河合隼雄学芸賞
2019年 - 『分解の哲学 ― 腐敗と発酵をめぐる思考』でサントリー学芸賞

著書​[編集]
『ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」』柏書房、2005、新装版2012
『カブラの冬―第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』人文書院 レクチャー第一次世界大戦を考える 2011
『稲の大東亜共栄圏―帝国日本の<緑の革命>』吉川弘文館 2012
『ナチスのキッチン―「食べること」の環境史』水声社 2012、決定版2016
『食べること考えること』共和国 散文の時間 2014
『トラクターの世界史―人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』、中公新書2451、中央公論新社 2017、ISBN 4121024516
『戦争と農業』インターナショナル新書、集英社インターナショナル、2017
『給食の歴史』岩波新書 2018
『食べるとはどういうことか―世界の見方が変わる三つの質問』農山漁村文化協会 2019
『分解の哲学―腐敗と発酵をめぐる思考』青土社 2019

共編・編​[編集]
『現代の起点第一次世界大戦』全4巻 山室信一、岡田暁生、小関隆共編 岩波書店 2014
『第一次世界大戦を考える』編 共和国 2016