本当に久々の投稿になります
なんと1年2ヶ月ぶりですか
それでもアクセスカウンターが枯れていないので本当に読者のみなさま感謝です
これから少しずつでも投稿していきたいと思います。
余談ですが、最近はYou Tubeでの解説等の配信が多いですね
これも慣れたらすごく伝えやすいんでしょうが...
しばらくは旧来のブログにしますが、機会があればYou Tubeにも挑戦したいと思います。
さて、今回のネタは昨日の練習将棋から
相手は高校生有望株の眞田あくばる君
今までは三間飛車が多かった彼だが今は四間飛車を研究中とのこと
△6四銀(左)急戦の定跡型に進む
△7五歩~△7三銀引は亜急戦という構え
今、これやる人少ないんだろうなあ...

眞田君は位に反発
【1図以下の指し手】
▲7六歩 △7四銀
▲7五歩 △同銀
▲6五歩 △7七角成
▲同飛 △7四歩

ここで▲4六角がないのが先手であえて▲4六歩を突いているがゆえん
作戦通りに進みシメシメと思っていたが...
【2図以下の指し手】
▲7六歩 △8四銀
▲9六歩!

対局中、この端歩は緩手かと思っていたがさにあらず。
後々の△8八歩に▲9七桂を用意する等、実に効いていた手だった。
あらためてここで読んでみるとことのほか居飛車の有効手が難しいことがわかる
△7三銀引は▲7五歩~▲9七桂の捌きが嫌みだし、
△8八角も▲6六角で振り飛車満足
なので本譜の進行になったがこれからまた振り飛車ワールド全開になった
(正解らしき順は後ほど)
【3図以下の指し手】
△2二角
▲5五歩! △同歩
▲6六銀

自陣から角を打って▲6六角合わせなら取って△8八角で居飛車十分。
そこで▲5五歩の突き捨てが捌きの序章
△同角なら▲5六銀からの進出が嫌なので△同歩と取ったが、
そこでじっと▲6六銀と手を渡す
なんとこれで居飛車は手に困っている
時間もないので以下のように進めるが...
【4図以下の指し手】
△5六歩
▲6七金 △7三銀引
▲5六金 △8六歩
▲同歩 △同飛
▲8七歩 △8二飛
▲7五歩 △同歩
▲4五歩

△5六歩▲6七金と当たりを強くしておかないと△8六歩の交換が入らないので、
本譜の展開になったがすんなり応じて▲5六金~▲4五歩と全軍躍動
この後、こちらに一失があり一方的になったがこの局面ではもう▲5五銀~▲4七飛の
味もあり居飛車が薄すぎてとても指しきれない。
感想戦では3図(▲9六歩)の局面でいろいろ突っついた結果△5三銀~△4二金直と玉頭を
強化するのが最善か?という結論になった。
またあらためて激指君に最終図の形勢を聞いたらほぼ互角(ほんの少し居飛車持ち)だったので
ええ~って感じになったが、激指君の最終図の最善手は△5三銀ということでやはり居飛車は
玉頭方面の厚みが急務なのだということだろう。でも人間的には互角に見えないけどなあ。
それにしても眞田君の▲9六歩、▲5五歩等はザ振り飛車という指し回しでさすがと
唸らされた一番でした。
なんと1年2ヶ月ぶりですか
それでもアクセスカウンターが枯れていないので本当に読者のみなさま感謝です
これから少しずつでも投稿していきたいと思います。
余談ですが、最近はYou Tubeでの解説等の配信が多いですね
これも慣れたらすごく伝えやすいんでしょうが...
しばらくは旧来のブログにしますが、機会があればYou Tubeにも挑戦したいと思います。
さて、今回のネタは昨日の練習将棋から
相手は高校生有望株の眞田あくばる君
今までは三間飛車が多かった彼だが今は四間飛車を研究中とのこと
△6四銀(左)急戦の定跡型に進む
△7五歩~△7三銀引は亜急戦という構え
今、これやる人少ないんだろうなあ...

眞田君は位に反発
【1図以下の指し手】
▲7六歩 △7四銀
▲7五歩 △同銀
▲6五歩 △7七角成
▲同飛 △7四歩

ここで▲4六角がないのが先手であえて▲4六歩を突いているがゆえん
作戦通りに進みシメシメと思っていたが...
【2図以下の指し手】
▲7六歩 △8四銀
▲9六歩!

対局中、この端歩は緩手かと思っていたがさにあらず。
後々の△8八歩に▲9七桂を用意する等、実に効いていた手だった。
あらためてここで読んでみるとことのほか居飛車の有効手が難しいことがわかる
△7三銀引は▲7五歩~▲9七桂の捌きが嫌みだし、
△8八角も▲6六角で振り飛車満足
なので本譜の進行になったがこれからまた振り飛車ワールド全開になった
(正解らしき順は後ほど)
【3図以下の指し手】
△2二角
▲5五歩! △同歩
▲6六銀

自陣から角を打って▲6六角合わせなら取って△8八角で居飛車十分。
そこで▲5五歩の突き捨てが捌きの序章
△同角なら▲5六銀からの進出が嫌なので△同歩と取ったが、
そこでじっと▲6六銀と手を渡す
なんとこれで居飛車は手に困っている
時間もないので以下のように進めるが...
【4図以下の指し手】
△5六歩
▲6七金 △7三銀引
▲5六金 △8六歩
▲同歩 △同飛
▲8七歩 △8二飛
▲7五歩 △同歩
▲4五歩

△5六歩▲6七金と当たりを強くしておかないと△8六歩の交換が入らないので、
本譜の展開になったがすんなり応じて▲5六金~▲4五歩と全軍躍動
この後、こちらに一失があり一方的になったがこの局面ではもう▲5五銀~▲4七飛の
味もあり居飛車が薄すぎてとても指しきれない。
感想戦では3図(▲9六歩)の局面でいろいろ突っついた結果△5三銀~△4二金直と玉頭を
強化するのが最善か?という結論になった。
またあらためて激指君に最終図の形勢を聞いたらほぼ互角(ほんの少し居飛車持ち)だったので
ええ~って感じになったが、激指君の最終図の最善手は△5三銀ということでやはり居飛車は
玉頭方面の厚みが急務なのだということだろう。でも人間的には互角に見えないけどなあ。
それにしても眞田君の▲9六歩、▲5五歩等はザ振り飛車という指し回しでさすがと
唸らされた一番でした。