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Kengoの将棋、競馬日記

今まで将棋中心に記事を書いてきましたが、今後はそれに加えて競馬についても触れていきます。

こんな仕掛けあり?

2017-01-29 00:32:58 | 日記
昨日の将棋倶楽部24名人戦から

後手番を引いて横歩模様に誘うが向こうから角を換えてきてあっさり先手番をもらう(^^)
角換わりでは先後の差が大きいって思うんだけど気にしない人は気にしないですね。

こちらは流行?の形に組んでさあ攻めるぞと思っていたらなんと▲2五歩も突かずに先制攻撃された。
これはさすがにないんじゃないの?と思っていたが...

図から△4五同銀▲同桂△4四銀▲3三歩
とドンドン攻めてくる。

歩切れなので普通に△3三同桂も考えたが切らせる意味で△4二金と寄ったが危なかったか?
以下▲2五歩(ここでこの一手では遅いでしょと思ったが)△5五角
▲2九飛△3八銀(ここで△4五銀もあった)▲2四歩!△2九銀成▲3四角で事の重大性を知る。

平凡に△2四歩なら▲2三銀△3一玉▲4三角成で一気に寄り。
なので仕方なく△3三金としたが▲同桂成△同玉に▲2三角成なら非勢だったかもしれないが
▲4三銀としてきたので△2四玉▲2五金にもう一度△3三玉と戻って踏ん張った。

以下▲1五香となりまだ難しいところもあったがなんとか競り勝った。

感想戦でも▲3三歩からは取っても難しいことがわかりうーんとなった。
先手の矢倉が堅く攻めが続いたらいいだけなので方針がわかりやすい。
そこで困ったときの激指君に聞いたら、
47手目の最初の図で△5五角と打ち▲2七飛△3七角成▲同飛△4五銀の
二枚換えが正解とのこと。
確かに後で△4一飛と回る筋があるのでこれが明快でしたか。

これは無理でしょうとの先入観があるとどうもこういう順には抵抗が出てくる。
なるだけ経験値を積んで思い切った手が指せるようにしたい。

年明け初戦、伊勢レーティング

2017-01-21 23:36:24 | 日記
ちょっと間隔が空いてしまいましたが、自分にとっての年明け初戦となった
伊勢レーティングの対大西佑哉君との一戦を紹介します。
大西佑哉君は現在小学校3年生で三重県小学生低学年の部でも優勝経験のある
伸び盛りの子で、秋の赤旗地区予選で県代表経験者を2人連続で破るなど進境
著しい。その大会では自分は勝つには勝ったのだが相当な苦戦だった。

角換わりでスタート。
佑哉君に一方的に自陣角を打たせてそれを目標に反撃した局面。
今回は割と楽に進むかなと思いきやとんでもなかった...

1図からの指し手
▲4六角 △4五歩
▲6四角 △同 歩
▲3五歩 △3七歩成

一旦、4六に角を出て4五歩を突かせてから角を切るのは▲3五歩で銀を殺す
ためのテクニックだが、ここで△3七歩成が利いた。駒得をキープしながら急所の
△5九角が入り優勢のまま終盤へ

途中、△3六桂のふんどしに単に▲2六飛と浮く好手を見落とし差が詰まる。
それでも先手玉頭に食いつきなんとか寄りそうかなと思ってから佑哉君は最善の粘りを見せる。
3図からの指し手
▲8八玉 △4四角
▲7七銀 △9九桂成
▲8七歩
消去法とはいえ△4四角があるので▲8八玉以下のこの順はダメとしたものだが
▲7七銀~▲8七歩と最善の踏ん張りにかなり慌てた。

4図からの指し手
     △7五馬
▲3六飛 △6五馬
▲2三桂成 △同 玉
▲3五桂 △同 角
▲同 飛 △7五桂

幸いまだ少し時間があったので冷静に△7五馬~△6五馬で残しているのを発見したのは幸運だった。
△7五桂で一手一手となり終局。

終盤に手が見えるというのは強くなる証ですね。
自分も負けないようがんばらなければ...

その後も全部勝って幸先のよい一年の滑り出しに。
今年は個人でもがんばるぞ~

東海リーグ 最終局

2017-01-02 00:33:31 | 日記
あけましておめでとうございます
昨年のうちにこの記事を書こうと思っていたのですがバタバタしてて新年記事になってしまいました。

さて、予告した東海リーグの最終局、対きゅるきゅる戦。
この対戦が優勝決定の勝負になるかと思っていたのですが幸い?なことに前局で勝ち点1差、
勝ち数5差をつけていて0-5負けでも我が将棋チェスネットが優勝ということになりややまったりムードで始まった。
それでも対局が始まるとそれぞれ負けられない思いがありそれぞれ激戦となる。

自分の相手は若手のホープ原田氏と。
彼は攻めが非常に強く終盤もしっかりしているので難しい勝負になると思っていた。

後手番で横歩取らせ。
青野流で来たがこちらがうまく立ち回って序盤から手堅くリードする。
だが、そこはさすが原田氏、嫌らしい指し手でうまく食いつかれ逆転ムードに。
下図はその最終盤

この▲7八同飛をうっかりしていて時間も残り約1分。
大いに焦ったがここから作ったような手順があった。
     △7五歩
▲同角 △7七桂
▲9八玉 △6四飛!

自分の玉回りにたまたま落ちていた駒を取って詰めろの連続となり、
最後は6三の桂も働いて勝ちとなった。

なんかお年玉をもらったような勝ちだったですね。

それでも感想戦での原田氏の読みは素晴らしく中盤の入口でこう指されたらヤバいと思った手があり
当然原田氏も見えていたのだがある切り返しに気付きやめ、自分はそれが見えていなかったということがわかる。
その順はまた機会があれば。

さて今年の目標ですがまずはなんとかR選手権に出たいですね。
そして長いこと出ていない代表での全国大会に行きたいです。
三重県内は強豪が増えて道は険しいですがあきらめずにがんばります。

今年もよろしくお願いいたします。