Kengoの将棋 実戦・研究ノート

私、Kengoが普段指している将棋や研究したことなどを書いていきます。

コンピュータが発見した次の一手

2018-09-21 22:40:24 | 日記


上図は研究会友人の一局をLINEグループでいろいろ話していた局面の一つ
ここで▲3二とでも優勢のようですがさらにもっとよい手がありました
激指14が発見した手です
なかなかこの手は実戦では見えませんが参考にはなりますね

興味のある方はコメしてください

【9月26日追記】
答えは▲8八銀です
後手からは△7七成桂~△6五桂が早い攻め
それを丸々一手遅らせる好手です
この手を激指が示した時は驚愕でしたね

今日の将棋ウォーズ

2018-09-03 00:00:31 | 日記
ここのところ更新頻度を上げていますがそれに伴いアクセス数も増えてきています。
長い間更新していなかったのにこうしてまた見にきてくれることに感謝です。

さて、今日の将棋ウォーズ
先手中飛車 vs △6四銀型
場合によっては今月の将棋世界の特集のように進むと思いきや...



ん?なんじゃこの歩突きは?
まあ銀は死なないようなので強く△同銀と取っ下図に進む



ここで△8六同飛か△8七歩の二択で迷ったが激指君によると断然△8七歩だったようだ
自分としては飛車の捌きを重視したつもりだったが

局面は進んで下図



この△5五角でまあまあかと思いきやなんと激指君の評価は先手約+500点
△3六桂は入りそうなのにダメなの?



端歩がキツいのではと思っていたがこの▲5二銀がさらに上回る厳しさでどうも後手が勝てない流れのようだ
本譜は先手がこの銀を逃して受けに回りその後一失があって結果幸いした。

対局終わったすぐは後手として仕方のない進行続きで激しい戦いになり成り行きで勝ったように思っていたが、
やはりコンピュータにかけてみると紆余曲折あったようだ

そう考えると中飛車ってこういう一見いい加減?な仕掛けで何とかなるんだから持ち時間の短いアマ将棋向きなんだなあと思った一局でした。