Kengoの将棋 実戦・研究ノート

私、Kengoが普段指している将棋や研究したことなどを書いていきます。

なんとか1勝1敗のタイに

2012-07-31 22:17:21 | 日記
先ほどまであゆみ名人戦第2局をしていました。
なんとか辛勝といったところです。

第1局はあまりにひどい序盤から押し切られていたので今回は丹念に指しました。

今日は印象に残る手を2つ。

自玉頭で戦いがはじまり角銀交換をして迎えた最初の図。
5八の金を6八に寄ったところ。

相手のパンチがどんどん来る展開なので嫌~な感じがしたが、
この金寄りに代えて▲7七歩なら手堅いものの勢いがないと判断した。
こちらとしては歩は7四に打ちたい。
敵玉もひとつ手がついたら寄るのでギリギリの変化に持ち込もうとした強気の
一手だった。(善悪は不明だが)


次は数手進んだ図。
銀桂交換ながらと金を作られているので忙しい(むしろ悪い?)と思っていたが
この桂跳ねが後々の▲4五桂の反撃をみてなかなかの手だったようだ。
ここで単に香を取られていたりしても難局だったようだが、本譜は山本さんが
勢いよく攻めに来た途中で誤算がありこちらに幸いした。

終わったばかりでなんかダイジェスト版みたいになってしまいました。

またじっくりした研究があればカキコしたいです。

ちなみに決戦の第3局はお盆明けになりそうです。
しっかり精進して結果はともかくいい将棋を指したいですね。

御礼

2012-07-31 14:30:04 | 日記
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なんと過去最高の数字が出ました。
たくさんのみなさまに来ていただき感謝です。

今日の19時からあゆみ名人戦第2局。
第1局はいいところなく負けたのでなんとかタイに持ち込みたいです。

結果に関係なくアップしますね。

飛車落ちにて Part2

2012-07-30 20:06:25 | 日記
昨日のあゆみ月例会は嬉しいことに久々の優勝。
手合いは全部上手で飛車落ち1局、飛車香落ち3局、七枚落ち(^^)1局

ちなみに初段のある方は飛車香落ちで負けるわけがないと思ったらしく
その心理状態ではもうすでに差は詰まっている。

上手を恐れ過ぎるのもよくないが、駒落ちのハンデを見た目ほど差がない
のを理解していて一手一手しっかり指すのが大事ですね。

前にも紹介した飛車落ちの一局を。相手は久保田二段で非常に真摯に
取り組んでいて序盤からしっかりした指し口。いつも苦戦を強いられる。

飛車落ち持久戦定跡から△6二玉~△6五歩~△6四銀と盛り上がる形。

この△7五歩も見たことがあるので指したがどうだったか?
以下、下手も2筋を代えて上手が△7二玉と戻したところ▲4五歩。

普通は▲4九飛としてからだが、この手もなかなか。
平凡に△4五同歩なら▲4四歩と2筋の一歩を生かされる。
△5五歩の反発とかも考えたがちょっと無理と見て△4五同桂と応じる。
下手は当然▲4五同桂。

ここで△4五同歩と応じたのが疑問手で以下、▲2二角成~▲7五桂と7筋交換を
見事に咎められた。

前の図では△5五歩と紛れを求めるべきだったか?

まあいくら定跡にあると言っても次からはまともに▲7五桂を喰らう可能性がある
この形にはしないだろう。

将棋はこの後、大優勢になった久保田二段が終盤の入口で指し過ぎが出て逆転勝ち。

どんな将棋でも優勢を意識した瞬間が一番危ないんですねえ。


相掛かりはよくわかんない?

2012-07-23 22:22:46 | 日記
昨日は息子の付き添いで「関西こども将棋大会」に行ってきました。

今回はじめて参加したのですが、大会の規模&プロ棋士の方の豪華さに
びっくり。息子は久保九段が華麗に左手で指す姿に感動していました。

成績はB級(1~5級)でベスト8。関西将棋会館道場で4級なのでまあ
上出来でしょう。賞としてもらったのが「早分かり石田流定跡ガイド」
自分が熟読してしまいました(^^)

将棋に関するネタ不足がバレバレですが、最近指した将棋から

こちらの横歩誘導に乗らない先手が▲2六飛と引き、ならばとこちらがそれでも△8五飛とする。
これって先手として面白くないのでは?と思う。
常用の中原流▲3七銀戦法はすでに3五の地点に利かされているし▲3七桂としても
跳ねられない。急攻がきかないなら腰掛け銀か?とも思うが先手の飛車の横利きが
止まった瞬間に(▲4六歩とか)△8六歩の横歩狙いが飛んでくる。

相掛かりは実践例が少ないのでさっぱりわかりませんね。
まあ後手で矢倉や角換わりの流行型を受けるのよりずっといいのでしばらく横歩に
頼ることになりそうです。
ちなみにもっぱら△3三角型ですが順位戦A級で久々に出現した相横歩にもそそられるなあ。