細かいところ

またも久々のカキコです。
ここのところ不調．．．というか手が極度に見えなくなってきた。
歳なのかなあ。

まあ前回の東海リーグはまあまあ強いところに当たって２勝１敗だったので
悲観しすぎることはないのだが．．．

さきほどの倶楽部２４名人戦から。
六段の相手だったが、不足はないということで横歩取らせに。

この▲７五歩が珍しい構想。

しかし、▲２六飛と回らなかったのをとがめて△２四飛と回り２筋を
謝らせることに成功。以下、まずまずの駒組みだったが、
ガツンと飛車をぶつけられた。

気合いで飛車交換もあったがじっくり指すもくろみで△２五歩と拒否したが
以下は味よく３筋も伸ばされて結果完敗。

局後、なんとなく局面を振り返っていたが、もっと模様をよくする構想が
あった。△２四飛と回り▲２八歩と受けさせてすぐに△８四飛と戻る手だ。

先手の飛車をすんなり８筋に振らせなければこちらの攻撃体制も早く
できていたに違いない。なにしろ先手は２筋が重すぎる。

どうも矢倉の感覚が残っていてこういう手損する感じの手がスッと指せない。
まだまだ横歩を戦力化するには時間がかかりそうである。