Kengoの将棋 実戦・研究ノート

私、Kengoが普段指している将棋や研究したことなどを書いていきます。

アマ竜王戦三重県大会 準々決勝

2010-05-29 23:30:03 | 日記
またもご無沙汰更新になります
仕事でえらく忙しく将棋もほとんどやっていませんでした

というわけで、前回の竜王戦からひとつ。
昨年のアマ名人戦でははからずも棒銀シリーズになったが、
今回はプチ角換わり腰掛け銀シリーズになった。

この将棋の一つ前はプロの実戦もあるかなり突っ込んだ変化で
またこれもいずれ取り上げたい。

正調?角換わりから(私が先手)ほぼ定跡通りの仕掛け。
ただ、後手が△1四歩を省いてその一手が△6二飛となっている。
この違いがどう出るか?

例によって1歩交換して▲7四歩を狙ったところ、後手は△7四角と反撃。
確かにこの形では△6三金とはしませんよね
してみるとこちらの飛車の引き場所は2八がよかったかもしれない。
以下はその打った7四の角を狙って▲7六歩と反撃。

△1四歩省略を咎めて▲1五桂が味のいい反撃。
後手の飛車角銀が重いうちになんとかこちらの飛車を捌くことができた。

第3図の前の▲4三桂でよしかと思いきや△5二玉と指され意外に難しいのに
驚き軌道修正とばかりに相手の飛車先を止めにいったのが好判断だったようだ。
ちなみに第3図で平凡に▲3一竜では△4二銀で大変どころか逆転模様になる。
以下は後手の反撃が止まったところで受けなしになるタイミングで▲3一竜を
実現し制勝することができた。

この落ち着きがあったのでこの大会はいい結果が出るのではと思っていたが...
次がんばります!

もう一つ「将皇」

2010-05-17 21:08:28 | 日記
ふう、やっと溜まっていた「将皇」詰め将棋を全部解きました。
4月26日からだったようですので一気に80問以上解いた計算に
なりますね。まあ「入門」「初級」でえらく簡単なものもあったので
数字ほどではないですが...
1問を持ち駒錯覚、1問を操作ミスで間違えまして点数は下がって
しまいました。トホホ。

ついでにもう一つ「将皇」から
これは相手の合い駒限定ではなくてちゃんと?詰む問題です。
穴熊特有の王手かけづらい形に気をつけてください。

解答は例によって改行後に示します。


















▲2二金△同玉▲3三角△同金▲2一金△同玉▲4一飛△3二玉▲3一飛成まで

まずは▲3一金△同金▲2二金を読みこれなら以下△同玉に▲3三角で詰むのだが
▲3一金に対して△1一玉が穴熊特有の手で足りない。
初手▲2二金は銀冠?を作らせて無筋のようだがそこから▲3三角~▲2一金の
強打でぴったり捕まっている。今回の問題群の中で一番筋がよいと思った一作。

久々に将棋アプリ将皇

2010-05-17 17:25:01 | 日記
mixiをいじっていたら最近、全然「将棋アプリ将皇」をやっていないことに
気づきトレーニングついでにやってみました。

そしたらまたまた出ました。
名付けて「将皇詰め」


攻め方の持ち駒はたんまりとありますが...
「ある筋」に気付かないとどうしても詰まなくなります。
ちなみに「ある筋」に気付いたら簡単に詰みます。
しばらく改行を入れるので考えてみてください。
















正解は▲1二歩△同玉▲3四(4五)角△2三歩(合い駒がない!)▲1一金まで

ずっこけましたか?
実は相手の持ち駒が歩しかないことに気付くかどうかがポイントです。
そしたら持ち駒はなんと角金歩だけでいいのです。
5六の竜も要りません

いつもこの手の問題には笑わせてもらってます

アマ竜王戦 三重県大会

2010-05-16 22:23:03 | 日記
本日はアマ竜王戦三重県大会でした

結果は準決勝負け
優勝した竹内氏の角交換四間飛車にやられました
途中まではうまく指していたのですが...

先手から▲7五歩△同歩▲同銀と動いてきた手に対して△7七歩。
この手の数手前から小考を繰り返していたのは、この反撃が成立するかどうかを
読んでいたが結果的に十分成立していたようだ。
以下▲7七同金△7九角▲5八飛△8八歩▲7八金△8九歩成と進む
角を取られても金桂の二枚換えの上にと金まで残る。
竹内氏は▲7四歩と角を取らずに嫌味をつけてきたがそこで△8五飛が味のいい手。
▲6六銀と退却するしかないようではこちらの調子がいい。
以下、数手進んで第2図

こちらの指し手は全体的にイケイケモードになっていたようだ。
直前の▲7六角に対して飛車を逃げずに△5四桂は対局中は踏み込んだ
いい手だと思ったが局後検討してみると勇み足っぽいことがわかった。
以下、飛車や角を取り合う激しい変化となったが働きがイマイチの先手の
飛車角を楽にしてしまった。
正解は澤田四段、岡道斎君と一緒に検討した結果、△8三飛もしくは
一旦△8四飛と引いて▲7五銀と出させてから△8三飛で十分らしかった。

3図は5八にいた角をと金に当てながら6七~3四と強く出られたところ。
自分は3四に桂馬を跳ねさせても4三に玉が逃げれるのでまだまだだと
思っていたが▲1一角成~▲2一馬が想像以上の厳しさではっきり手負け
となった。

三重県大会は今年になって連続の準決勝負け
一時の全然駄目な状態からは抜けていると思うのだが、いかんせんもう
一歩の上積みがない。棋譜並べや実戦対局がまだまだ足りていない。
次のアマ名人戦までもっとがんばって将棋に励みたい。

余談ですが、決勝戦を澤田四段に解説してもらいながら検討したのは
とても楽しい時間でした。とにかく澤田四段の手の読みが早くていろ
んな手がどんどん出てくる。あれだけ見えると本当に将棋が楽しいだ
ろうな~って思いました。

さっきの倶楽部24から

2010-05-14 20:42:40 | 日記
さきほど倶楽部24(早指し)の将棋から
後手番で横歩取らせ
こちらのあまり見ない指し方に惑わされたのか一気に勝勢になった。

先手が時間に追われて▲3七銀と上がったところ。
ここで詰みを考えたが詰まない。
よって△3九金として勝つには勝ったが後で棋譜を並べていたら
詰みが見つかった。

見つかってしまえば簡単ですが...
しばらく改行を入れて答えを書きます。












△5八金!以下
もしくは
△6九飛▲4八玉△5八金!以下
要するに△5八金が見えれば詰むわけですね。

この筋が30秒とはいえすぐに見えないようではいけません。
ちなみにほかの対局はボコボコにされています。
なんだかなあ。