Kengoの将棋 実戦・研究ノート

私、Kengoが普段指している将棋や研究したことなどを書いていきます。

端歩

2015-01-23 11:33:05 | 日記
ふとこのブログの管理画面を見たらなんと閲覧者数が跳ね上がっている。
月イチ更新している時は100くらいあったのが全然更新しなくなって50くらいに。
そしたらなんと今日は300を越えている。前日比マイナスだったのでその前は
それより上だったのか?どこかにリンクでも貼ってもらったのかな?

というわけで調子に乗って更新を。
最近、意外に多いノーマル四間飛車。

この端歩は穴熊に組もうといている自分にはありがたいと思っていたが...


数手進んで下図に。端歩を生かした構想が向かい飛車ということにここで気づいた。


長考の連発をするも変化が難しく下図になって劣勢。そのまま押し切られる。


こんなことなら△2四歩▲同歩△同飛には悔しくても▲2六歩だったですかね?

普段、持久戦型を指し慣れている方ならこの端歩にもアンテナが働くんでしょうけど、
自分はまだまだのようです。急戦に戻すかとことん負けても持久戦型に挑戦するのか
悩むところです。

24名人戦(横歩取り△4五角戦法)

2015-01-17 12:42:41 | 日記
例年通り24名人戦に参加しています。
今年は余裕が出てきたので60人リーグ。
とにかく消化優先で指していますが序盤は全然勝てない...
どうも将棋ウォーズばかりやっていたので指し手が全体的に雑になっているようです。

その中で興味深い将棋を。
久々に相手が横歩取り△4五角戦法をやってきた。

有名な局面なのでご存知かと思うがこの△6七銀成が自然ながらちょっと遅い
のではということで逆に珍しい手。この手で△6七角成なら▲同金△同銀成に
▲6九飛の予定だった。これはまだ実戦経験がないが...

数手進んでこの△6八成銀が初見の手。
ここでは△6七角成が定跡でそこで▲3三馬△6二玉▲2二飛△5二金▲3九金打で
先手優勢というが通説。

△6八成銀は詰めろではあるがこの▲3六歩が玉の退路を広げながら詰めろを
消す好手でなんとかなるのではと思っていた。

問題は△6七角成の局面で自分は▲3九金と寄ったのだが△2六金で慌てた。
そこで下図の▲3七金を発見し後は非常に危ない変化もあったが逃げ切った。


しかし、何が正解だったのだろう?と相手の棋譜検索をしていたらほぼ同一局面があった。

正解は△6七角成の局面で▲3八銀。
これだとなんと△2六金が詰めろにならずに▲4一成香で勝ち。

見事な打ち歩詰めの形である。
これを読み切った先手は強いですね。

自分の対局はその後のもの。
この後手、僕は弱いからこの手順は見つけられないと思ったんですかね?(^^)