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Kengoの将棋、競馬日記

今まで将棋中心に記事を書いてきましたが、今後はそれに加えて競馬についても触れていきます。

今日の将棋ウォーズ

2018-09-03 00:00:31 | 日記
ここのところ更新頻度を上げていますがそれに伴いアクセス数も増えてきています。
長い間更新していなかったのにこうしてまた見にきてくれることに感謝です。

さて、今日の将棋ウォーズ
先手中飛車 vs △6四銀型
場合によっては今月の将棋世界の特集のように進むと思いきや...



ん?なんじゃこの歩突きは?
まあ銀は死なないようなので強く△同銀と取っ下図に進む



ここで△8六同飛か△8七歩の二択で迷ったが激指君によると断然△8七歩だったようだ
自分としては飛車の捌きを重視したつもりだったが

局面は進んで下図



この△5五角でまあまあかと思いきやなんと激指君の評価は先手約+500点
△3六桂は入りそうなのにダメなの?



端歩がキツいのではと思っていたがこの▲5二銀がさらに上回る厳しさでどうも後手が勝てない流れのようだ
本譜は先手がこの銀を逃して受けに回りその後一失があって結果幸いした。

対局終わったすぐは後手として仕方のない進行続きで激しい戦いになり成り行きで勝ったように思っていたが、
やはりコンピュータにかけてみると紆余曲折あったようだ

そう考えると中飛車ってこういう一見いい加減?な仕掛けで何とかなるんだから持ち時間の短いアマ将棋向きなんだなあと思った一局でした。

先日の東海リーグ

2018-08-28 20:09:17 | 日記
先日の東海リーグの最終戦で菱田元アマ名人と対戦する機会があった
前回の対戦が平成21年7月のアマ名人戦三重県大会決勝なので実に9年ぶり!
当時を懐かしむような和やかな雰囲気で対局スタート
先手は菱田氏で矢倉模様に進む

自分は米長流急戦矢倉を志向する
先手が3筋の歩交換をして2六に角を引いたところ
ここでは強気に▲2四歩の実戦も多いがそれは後手の勝率がよい
この▲2六角は後手から継ぎ歩→2五に飛車を回ってくる筋があり損と言われているが...

図以下の指し手
    △8六歩
▲同歩 △8五歩
▲2四歩!



この▲2四歩が菱田氏が前から温めていた秘手か?
意味は△2四同歩だと以下▲8五歩△同飛▲8六歩△2五飛となった時に
▲3七桂で飛車が死ぬという仕組み
突き捨てがなければ△2四飛と引けるのでこれは逆に後手が優勢
自分としてもさすがに▲2四歩に手抜きはないと思い△2四同歩と
取り以下飛車を8一に引いて戦ったがこれは先手の言い分が思い切り
通った形になり以下いいところなく完敗。

感想戦になり問題はこの▲2四歩に手抜きで△8六歩はないか?
ということになった。
以下
▲2三歩成 △同金
▲4四角 △同角
▲2三飛成 △2二歩
と進む



手順に角と金銀の二枚換えになり竜も作られるので切り捨てたが
こう進んでみると後手も戦えるようだ。
しかし初見でこの順に飛び込むのはなかなか難しい。
先手矢倉党としても米長流急戦矢倉対策として有力ではないか?

昔話含めてなかなかに収穫のあった一局でした。

右玉(角換わり)をやってみた

2018-08-15 22:42:23 | 日記
将棋ウォーズから(後手番)
相手が横歩回避に角を換えてきたので気分で右玉に
(今月の将棋世界で大特集)
この形は△8四歩型なので何かの時に△8五桂があるのが生きると思った
相手は三段ながらこの戦いを心得ているのか駒組みも飛車先交換のタイミングも完璧
交換しながら手順に飛車を2九に引けたのも大きい
ここでは随分相手に得されたと思っていた

当初はここで△5五銀とぶつけるつもりでいたが▲同銀△同銀に▲4七角の対策がわからず断念
で無難に△3三桂と跳ねたが強気に▲4五歩と突かれ以下△5五銀▲同銀△同歩に
▲4四歩△同歩▲7五歩と突かれた

言わずと知れた▲5四角狙いだが激指が示すように△同歩も考えた
後の▲7三銀の打ち込みがどれだけ厳しいかの判断だがよくわからず断念
本譜は△5四角だが▲3八角にそこで△7五歩と取り▲7四歩△8五桂▲6八銀に
△3五歩で優勢となった

実はその後、一度敗勢になるのだがそれはご愛嬌ということで...

やはりこの桂頭狙いの攻めは△8五桂がある時はスンナリうまくいかないようだ
ただよくある△8五歩型なら十分狙える筋だろう
指し方の方針が左玉側の方がわかりやすい局面も多いだけにこういう似た形での攻防の
経験値を積むのが重要ですね

またも山田定跡

2018-08-09 23:37:13 | 日記
ウォーズをやっていると面白い場面にあたります
相手が先手四間飛車でこちらが急戦
▲4七金の一手がマイナスとみて△7五歩早仕掛け(山田定跡)を敢行

途中、▲7四歩の突き出しをしてこなかったので以下一直線に進むも優勢を意識して下図に

ここでの次の一手に大いに悩んだ
自分が指した手は△7七角で飛車が逃げる手には△3三角成で優勢の読み
問題は△7七角に▲7八銀と勝負してくる手で以下△4九竜▲7七銀に
△7九竜と戻って行けそうかなと
この読みは激指君も優勢と判断してくれてホッ

対局後のウォーズの推奨は△7六歩
確かに少しは考えたけどちょっとねーと思い指せなかった
ちなみに激指君の推奨は△5五桂
これ利かせた方が得なのかなあ~?

みなさんはどの手ですか?

4→3戦法の変化

2018-08-06 23:21:26 | 日記
どうもまた久々の更新です
ここのところ地道にウォーズ10分や81道場で楽しんでいます

昨日、4→3戦法にえらい目に遭わされたので本で少しお勉強
で、面白い変化があったので紹介します
図面は今回から激指14で検討しながらのを使います
うまく行くかなあ

4→3戦法から後手が△4四銀と出る変化
以下▲6六銀△5四歩▲5八金右で下図

ここから大体の石田党は△5五銀とぶつけてきます。
以下▲6五銀△6四歩▲4五角△4四飛▲5四銀△3三桂▲5六歩△3九角
▲3八飛△4六銀▲同銀△8四角成と非常にアクロバティクな手順が続きます

この局面で本では石田側十分とあります
自分はこの局面を見た時に居飛車側がほぼ二枚換え以上の駒得が見込めるので良しと思っていたのですが、
確かに次に△5三歩から駒を取りに来る手がありそれを防ぐべく▲5三銀打とか▲5五銀打とかするのは
味が悪すぎるし△4九銀の割打ちも残る

人間同士の検討なら確かにここで振り飛車ペースで打ち切るところですが、試しに激指君に指し継がせたら
ここで▲2八飛を推奨
え?△5三歩で悪くないの?と思いきや以下▲同銀不成△4五桂(△4五飛は▲同銀△同桂に▲6二銀打)
▲4四銀成△同歩▲4一飛で下図

確かにこう進んで見ると難しい
4五に桂が捌けている振り飛車ペースかと思えなくもないが駒を渡すと▲6二Xの筋もあり簡単ではない
もっとも激指君は△5三歩は三番手で代わりに△2四歩とか△3六歩を推奨しているが実戦でこの手が人間に指せるか?

実は自分は今まで石田に組ませない指し方を選んできたので、こういう変化は全然詳しくない
でも組ませたら△4四銀型なんて一番多いだろうから知っていないといけない
まだまだ勉強が必要ですね