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Kengoの将棋、競馬日記

今まで将棋中心に記事を書いてきましたが、今後はそれに加えて競馬についても触れていきます。

ネット将棋大会から

2020-07-26 23:49:35 | 日記
みなさま お久しぶりです

コロナ禍で全国大会に繋がる三重県大会も軒並み中止。
6月までは道場も閉鎖でネット将棋しか将棋ができる環境がなかったというのは
全国の将棋ファンも一緒だったと思います。

ありがたいことに東海繋がりで熱心な方からネット大会のお誘いを受け何回か
参加できたのはとてもよかったです。
7月からは県内のレーティング大会も少しずつ復活しているので感染に気を
つけながらもやっていきたいです。

今回の将棋は木曜日にやったネット大会の将棋から。
相手は全国的に有名な(どなたかはわかりませんが)2800点超の方。
なかなかこういう強い方と指せる機会はないので思い切ってぶつかっていった。

こちらの先手相掛かり模様に力戦モードで受けてこられたが、この▲4八金と立った手が味よく
うまく立ち回ったかと思っていたが…

図からの指し手
    △5六歩
▲同歩 △8六銀
▲5五桂

この▲5五桂が疑問だったか?
受けるなら▲8七歩、攻めるなら▲3五桂とこちらから打つべきだった。
なぜそうなのかは本譜の後手の攻めが示します。

図からの指し手
    △8七歩
▲7九銀 △7七歩成
▲同桂 △同銀成
▲同金 △同桂成
▲同玉 △8六角
▲6六玉 △6五桂

この桂打ちをうっかりした。
これでほぼこちらの玉は受けなし。
つまりは▲5五桂で▲3五桂だったら図で▲5五歩がありむしろこちらが面白い形勢
本譜だと▲4三桂成としないと▲5五歩が突けずそれだと△6四桂と打たれてしまう。
以下、王手ラッシュをかけながらこちらの玉周辺の緩和を試みたが正確に指され敗北…

もっとも激指君にこの局面をかけたら△8六角と打たれてはじめて局面が悪いのを悟った。
激指君、もうちょっと終盤強くなって欲しいです(笑)

昨日のネット練習将棋

2020-04-19 11:37:46 | 日記
みなさん こんにちは

何もなければ今ごろは春の大会に向けて準備してるところですが、
コロナウイルス拡大によって将棋大会は全部白紙に。
それでも連合会幹事長の松岡さんの声かけにより少しでも子供たちに
将棋の場をということで主に週末になると道場の常連の子たちでネット
将棋をやってます。

そこで昨日のネット練習将棋から取材
相手は伊勢の期待の星M君(小5)
戦型は珍しく相矢倉に
相矢倉指したの何年ぶりだろう?(笑)
便宜上、後手側(私)を手前に



序盤からいろいろ駆け引きがあったがなんとかこの局面に持ち込んだ
これは一般的にこちらが指せる局面で以下、銀交換後、M君が▲7四歩と突き出したのが下図



この突き出しを見てハタと気付いた
確か定跡では1枚目の図で△6九角▲4七角△同角成▲同銀を利かせてから本譜の順なら
この歩突きがない
自分としては3六の馬のほうが好位置と見たのだがその判断が間違いだったかと思ったくらいだった
以下は非常手段的?に△7二飛と指し混戦となったが後で激指君にかけてみた

上図からの激指のおすすめ手順
△4六馬 ▲3七角 △同馬 ▲同桂 △4七角
(下図)



こんなボンヤリした角でいいの?と思ったがよく考えてみると味わい深い
以下▲2四歩 △同銀 ▲4五歩 とされるのが直感的にイヤだが
△3六角成 ▲4四歩 △3三金寄としておいて先手は桂取りの処置に
困っている



昔はこういうまったりとした手も見えたんだけど最近は直線的な将棋ばかりだったので
どうもダメですね
結論としては△3六角成の場合でも銀交換に成功して馬を作った後手よしだが
その後の手順が大事なことを思い知った一局でした

支部名人戦三重県大会2020 敗退記

2020-03-07 23:38:00 | 日記
またも久々の投稿になります。
昨年の暮れから今年の2月にかけてまでとてつもない忙しさでした。
将棋にもしっかり打ち込みたいところでしたが、なかなか…
なんとか地味にトレーニングして挑んだ支部名人戦三重県大会
昨年は歓喜の10年ぶり代表を決めた大会でしたが今年は準決勝で敗れました。

相手は昨年西地区大会の予選1勝1敗同士で負けたH氏
今年は三重県の支部としての参加でここがヤマと思っていた

振り飛車党のH氏としては珍しく矢倉模様の出だし
こちらは左美濃急戦の駒組みだが果敢に横歩を取ってきた
(便宜上後手の私を下にしてあります)


後で斎藤先生の本を見たら咎める手段があったようだがあまりの経験のなさに手探りの中盤戦が続く。
それでも右玉にしてから攻める展開になりこの局面では手ごたえを感じていたが...



上図以下の指し手
▲6五同銀 △同銀 ▲5二歩 △8一飛 ▲4七桂



この局面が問題だった...
正解はどうも△4四銀と引く手だとH氏の開口一番だったが確かにそうだった
しかし、攻め120%の頭になっていた私は指摘されるまで1ミリも浮かばなかった
またも若気の至りを出してしまったか…

本譜は△5四歩と指し▲6六歩(銀が引けない!) 以下下図となり勝てない将棋となった



残念な結果となりましたが、最近では愛知方面でも輪が広がってきてとても楽しいです。
コロナ騒ぎで大変な世の中ですがウイルスにかからない範囲で将棋を楽しんでいきたいところですね。

2019年前半戦回顧

2019-07-14 21:17:48 | 日記
とっても久しぶりの投稿になります
もちろん将棋は継続的に楽しんでいたのですがなかなか記事を書くとなると腰が重くなってしまっていました
次もいつ書けるかわかりませんが今日は前半戦の回顧をしてみたいと思います

2月の支部名人戦三重県大会で10年ぶりの県代表の座を獲得して挑んだ4月の西地区大会
前日に友人の投稿で知ったというのがお笑いだが予選1回戦の相手がアマなら誰もが
知っている超強豪H氏
実はH氏とは2000年9月のアマ名人戦全国大会ベスト16で当たっており大熱戦の末
惜敗している
19年前のことなのでH氏は恐らく覚えていないと思うが自分としてはこんな久々の
大舞台で当たったことに身震いがしました

H氏の意表のゴキゲン中飛車からプロでもよく指された展開
ここで強く▲2六飛と取り以下、△3四飛▲2二飛成!△同金▲3四歩と踏み込み先手優勢
以後はH氏のさすがの粘りにすわ逆転か?というとこまでいきましたが踏みとどまりました
19年越しのリベンジ
将棋の神様って本当にいるんだなと実感しました
ここで力を使い果たし、このあと2連敗で予選敗退(タハハ)

支部名人戦西地区大会のすぐ後にあったGWのレーティング選手権
昨年はキャリアハイの3勝をあげたので今年は予選通過目指してたんですが
1日目で1勝3敗...
ここで若き日の自分なら2日目に来るのが気が重かったのですが、とことん将棋を楽しむ主義に
なった今の自分はすごくワクワクしながら会場に来ました
第5戦を快勝して迎えた最終局
相手は関西若手強豪Y氏
後でわかったのだがY氏は2連勝スタートから3連敗してややガックリきていたようだった

序盤で飛車交換からドンドン早指しで攻めてくるY氏だったがこの▲3九飛が腰の入った受けで
攻め切れない。以後は敵玉を攻める筋と切れ筋に導く筋を連動させて快勝
これで二年連続の3勝3敗だったが少しだけ自慢できるのが予選通過の目がない最終局を
昨年も今年も勝ったこと。
大会の結果とかを必要以上に気にせず一局一局を大事にかつ楽しむこと
これがこの歳まで健全に将棋を続けて来られた理由でありこれからもこの考えが変わることはない

次は最近仲間に入れていただいた「ならっこ支部」1周年イベントの一局で相手は
またこれも超有名なK氏
今まで戦うフィールドが違いすぎたのでこれが初手合い
20分切れ負けと過酷な条件だがそれは相手も同じ

相雁木模様の力戦から中盤にリードを許しなんとか決め手を与えないよう時間も劣勢ながら粘り
迎えた終盤。ここから△7九銀と絡み(▲7九金を打たせない意味が強い)▲7七銀引に△8六歩
▲同金△7四桂とさらに絡み以下攻め合いとなったがこの桂が8六、7八、8八と3つの
金銀を取る活躍&即詰みに打ち取る駒となり残り数十秒残しで勝利!
何気に遊びで使っている将棋ウォーズもたまには役に立つ(^^)

最後は先日行われたアマ名人戦三重県大会の一回戦で相手はまたこれまた元奨励会二段で
全国大会上位入賞実績多数のN氏。三重県の大会には久々の参加でこれからまた大変に
なりそうです。

横歩取らせからこちらの模様のいい中盤になったがさすがはN氏差を広げられない
そうこうしているうちにお互い小ミスを繰り返して迎えた終盤
ここで△3四玉と逃げたのが敗着で▲5三桂成とされ受けが難しくなった
局後、真っ先に指摘されたのがここで△5五玉でこれは先手玉の詰めろにもなっている
以後こちらの玉にも王手がかかるが手順に7四、8三あたりに落ちてきたら安全になり
勝機の多い終盤だった。
以下は詰まない王様を延々と追い回して力尽きた

この前半は幸せにも全国大会での実績積んだ本当に強い方との対戦が多かったですね
自分の戦績も県代表1つだけでしたがとっても充実した戦いでした
なんかもうちょっとがんばればいいとこ行けるんじゃないかと錯覚?しそうです
まあ無理に自分を追い込まず楽しむ気持ちを忘れずに後半戦もできたらいいなと
思います。

図らずも?またいい成果が出た大会があったらまた書き込みます。
今後ともよろしくお願いいたします。

コンピュータが発見した次の一手

2018-09-21 22:40:24 | 日記


上図は研究会友人の一局をLINEグループでいろいろ話していた局面の一つ
ここで▲3二とでも優勢のようですがさらにもっとよい手がありました
激指14が発見した手です
なかなかこの手は実戦では見えませんが参考にはなりますね

興味のある方はコメしてください

【9月26日追記】
答えは▲8八銀です
後手からは△7七成桂~△6五桂が早い攻め
それを丸々一手遅らせる好手です
この手を激指が示した時は驚愕でしたね