2月も半ばとなり、あちらこちらから雛祭行事の便りが聞かれるようになってきました。
まず八女市の「ぼんぼりまつり」へやって来ました。八女は江戸時代から筑後南部の物資の集散地として賑わいました。久留米藩の在方の町として商家が多く、また伝統工芸が盛んな土地柄です。
観光客は多くはありませんでした。ここ八女福島地区は藩政時代の町の中心地で、白壁の町並みが残っています。
江戸時代末期の造り酒屋を整備した「横町町家交流館」です。
中には色々な雛飾りが置かれていました。沢山の雛人形が飾られていますが、これだけ並べられると壮観ですね。何だか中国の兵馬俑を連想してしまいます。市内にある大手の人形製作会社の提供のようです。
立像の雛人形です。
昔、この地方でよく作られた箱雛です。贅沢が許されない時代に、八女の仏壇職人が内職としてつくっていたそうです。昭和30年代まで作られたそうですが、だんだん豪華な雛壇の飾りが普及してきてから無くなりました。
この雛人形は明治初期のものです。ガラスケースに入っているので、背景が写り込んでいます。
商家には昔からの雛飾りが残っており、ぼんぼり祭りの期間中、あちこちの家を開放して展示されています。
家の土間には昔の甕などが置かれていました。この自転車はリヤカーではありませんが、商品を運んでいたのでしょう。
観光客が増えるのは暖かくなってからですね。
吉井町でも同じようにお雛様めぐりの行事がありますので、そちらにも行ってみようと思っています。
偶然にも来週から当ネットショップでも八女茶の販売を開始する所だったんです!
八女は大分からは行けなくはないのですがまだ行ったことがありません!(><)
販売する以上は産地の取材をしておきたいと考えていた矢先ですよ!
こんな私ですが今後ともよろしくお付き合いください!
八女は物資の集散地で商家が多かったです。
伝統工芸が盛んな土地柄でもあります。
八女茶は全国ブランドですね。
船小屋は筑後市ですね。
八女市の隣町です。
船小屋には新幹線の停車駅が出来ました。