goo blog サービス終了のお知らせ 

田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

味わいのある昭和の横丁

2018年09月11日 | 街角の風景

  中心商店街の向かいの国道沿いに、以前から気になっていた横丁がある。

  中に入ると、話に聞いたことがある名物焼鳥屋があった。常連さんが多いようだ。

 その先を進むと、廃屋を感じさせる佇まいである。

 しかし奥には10軒近くの飲食店があった。小広場には椅子やベンチ、吸い殻入れが置かれており、溜り場になっている。左の建物にはキリスト教会が入居しており、どこか生活感が漂う。写真ではよく見えないが、正面の店の壁には「ようこそ日吉村へ」の看板が。トタンぶきのアーケードと万国旗が昭和の匂いを漂わせている。

 

 入り口の告示板には「日吉市場」の文字。ここは戦後の闇市からスタートし、市内各所に生まれた市場の生き残りである。いまは小さな飲食店街として昭和の面影を残している。確かに一度は通ったことがある横丁だが、まるで記憶に留めていなかった。

 こうした雰囲気の横丁は、市内にはほとんど残っていない。かつては中心市街地の路地ごとに商店街組合があったものである。

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 吉野ヶ里歴史公園 南のムラ... | トップ | 道の駅をはしごする »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
昭和 (tyako)
2018-09-11 08:44:58
おはようございます。
夜に出かけると、色んな匂いが入り混じっている一角を連想させます。

どこの町にもこうしたところはありましたが、最近は再開発という名目でほとんどなくなってしまいました。
写真を見ているだけで、臭いを感じます。
返信する
こんにちは (九州より)
2018-09-11 13:00:41
まだ昭和50年代頃までは、こうした横丁はあちこちにありました。
ハイセンスな店が並ぶ中心商店街から一歩路地に入ると、食べ物屋や雑貨店など生活の匂いがする横丁がありました。
いまは開発されて姿を消したリ、空洞化で空き地になったりしています。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

街角の風景」カテゴリの最新記事