田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

阿川弘之「北京の怪」の切り絵細工(下)

2020年08月12日 | 遠い日の記憶
 30年前の話になる。阿川氏の訪中と同時期の1990年、私は友好訪中団の一員として安徽省の省都合肥市を訪れた。その時の玄関口は上海近郊の虹橋空港で、行きと帰りは上海の国際飯店に宿泊した。  帰国する当日、宿舎の前にある人民公園を散歩することにした。人民公園は都心部にある広い公園で、早朝から人々が行き交い、あちこちに、ゆっくりと体を動かす太極拳のグループがいる。その様子を眺めながら初めての中国旅行 . . . 本文を読む
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