田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

時間は伸び縮みする

2015年11月03日 | 話の小箱
 評論家の関川夏央が書いたエッセイに「人生は短いと思えば意外と長い。うかうか油断していると、唖然とするほど短い」という件が出て来る。  これは他人の言説の引用という形だが、続いて彼は「人生はまるで小学校の夏休みのようだ」と言う。彼自身は私と同年輩なので、そのエッセイには身につまされることが多い。  小学生の時、7月頃にはまだ夏休みの終わりは遠い先の話であると思っていた。しかし8月も下旬になると . . . 本文を読む
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