「以和為貴」(和を以て尊しと為す)とは、17条憲法の第一条として聖徳太子が定めたとか。「このコンテクストが21世紀の我々日本人にとっても、ある意味で呪縛となっている。」とは言い過ぎだろうか?「和の心」はグローバル社会に不可欠な価値観だと私は痛切に感じているし、だからこそ日本人が世界で果たすべき役割も大きい。しかし「出る杭」を評価する目も、「異なる価値観」を受け入れる心も、その前提なのだ。和を乱すとして異なるものを排除する「村八分」という排他的な風習は本末転倒だと私は思う。 . . . 本文を読む