思いっきりの衝動買い... ～HAO RUST BOOSTER-3

とりあえず、MY AMPも購入して、自分のサウンドの基盤が固まった訳ですが。
だからといって、アンプ直でオール・オッケーということではないんですよね。
だって購入したPeavey Classic 30は、自分の思っている歪みとは若干違いますから。
もちろんこの辺は承知の上で購入してますし、クリーン・トーンは問題なく、むしろ真空管らしい艶やかなサウンドが出ていますから、これを基本上にして、エフェクトを繋いで自分のサウンドへと持っていくのが、これからやっていくことなんです。

しかし先日UPした、マーシャルのパワーアンプを試した時。
普段使っていたペダルがほとんど使えない事にショックを受け、その事実から、より使えるペダルを見つけなければならないなと思ってたんです。
唯一、音質劣化を感じなかったのはHOT CAKEだったんですけど、 Classic 30につないでみると、どうもパンチが足りないんですよ。

HOT CAKEを入れると、アンプとギターが持つ本来のキャラクターはすごくUPし、ナチュラルなフィールは相当良くなるんです。
しかし、積極的な音色の加工には少し向いてない。オーバードライブというよりも音の色づけといった感じで、どちらかといえば「素」のサウンドを、HOT CAKEを加えて整えると言えばいいでしょうか....？。
もし私が完全に理想のアンプを手に入れていれば、ギターとアンプとHOT CAKEがあれば、もう他に何も要らないでしょう。
でも今の私のセッティングには、ギター+アンプにHOT CAKEを加えて基本サウンドを作り、それを土台に音色を好みに振っていくといった使い方がベストのような気がします。

というわけで。HOT CAKEはベースとなるペダルなので、より自分の音に持っていくには他のペダルを見つけなければならないのです。
しかし、HOT CAKEクラスのペダルとなると、なかなか見つからないのが現実...。

で、楽器屋さんで話してた時に勧めてもらったのが、このRUST BOOSTER-3。
本当は同じくHAOのSole Pressureが本命で、こちらを試奏さしてもらった時に、同時にRUSTの方も出してきてもらったんで、試しに弾いてみたところ、RUST BOOSTER-3の抜けの良さにびっくり!?。
ドライブを上げずにブースターとして使えば、ギターのサウンドを素直に太くしてくれるんですよ。さらにドライブを上げていけば、ナチュラルに歪んでいきます。RUST BOOSTER-3を通す事で音に変な色づけがない。
そしてなによりも抜けの良さ!!。

よくありがちなのが、音抜けを求めるばかりに、中域がやせ細り、高域ばかりが角ばってしまいキンキンと鳴るだけで、耳が痛い程になってしまうペダルがありますが、このRUST BOOSTER-3はそのバランスが程よく取れていて、中域の太さを犠牲する事なく、音が抜けてくれます。といってもドライブを上げすぎると耳が痛くなりますが（笑）。

そのあまりの「抜け」と「音質」のバランスの良さに、思わず「これちょーだい!」と店員さんに告げてしまいました（笑）。
正直、基本の歪みとしては個性が薄いのでどうかな？って思ったんですが、文字通り、ブースターとして使うならば素晴らしいペダルだと思いますしね。

今後、このRUST BOOSTERをブースターとして使うのか、基本の歪みとして持ってくるのかは色々試していくうちに見つかると思うのですが、そのへんはこれからのお楽しみということで。
アンプを買ったというのに、やっばりオーバードライブ追求の旅は終わらないんですねぇ....（笑）。


...同時に試したSole Pressureの方なんですが、以前このブログにblues335tdさんより「歪みというより割れ」というコメントをいただいたのですが、それはすごく言い得た表現だなと思いました。
確かに割れるようなサウンドでしたね。かなり個性の強いペダルだと思います。
でも使いようによっては面白いのではないかと感じました。
色々試したんですが、ピンポイントでハマるサウンドがあったんですよね。サウンドのバリエーションとしてはひとつ欲しいかも。
ただその為だけに、売値２万近い金額はだせないなと思いましたが（笑）。
中古で売ってたら一つ欲しいかな...。