スタジオ入りのある日、メンバーのI君が「前に僕が使ってたパワー・アンプ、持っていったげるわ~」と、このMarshallのEL34 50/50とキャビネットを持ってきてくれました。
今はベースを演ってくれているI君なんですが、もともとはギターの人。さらにいうならばドラマーでもある人なんですが、現在ではベースを演ってくれてます(笑)。
そんな彼が以前にやっていたバンドで使っていたのがマルチ・エフェクトにEL34 50/50を繋ぐというやり方で、いろいろ試した結果このシステムに落ち着いたそうです。
現在はベースのため、使うことなく家で寝かしている状態だったんですが、私が毎回ライブでの音作りに苦労しているのを見かねて持ってきてくれたんですよ。
早速、このパワー・アンプに私がプリ・アンプとして使っている、GP-20を繋ぎます。
弾いた瞬間、強烈な程の音抜け!!。まさに「スッカーン!!(笑)」。
ガキーンというサウンドと、音の分離感に圧倒。これならばどんなライブ・ハウスでも埋もれる事なく音が抜ける事間違いない!。
「これはすげーっ!」といいながら色々セッティングに入ったんですが、どうもスパッとはまる音が出せない。
いろんなアンプのモデリングが入っているGP-20なんですが、EL34に繋ぐとどんなにがんばっても「マーシャル」の音になってしまうんですよ。
私はマーシャルの音は嫌いではないんですが、どうも「自分の音」とは違うと思っているので、どんなにいじっても最後はマーシャルになってしまうのがどうも...。
「それでは」と思い、エフェクトで自分の音に持っていこうとスイッチを入れると。
ほとんどのペダルが、通した瞬間、音抜けが悪くなるではありませんか!?。
前にMODして良くなったと思ってたはずのTS-9やSD-1は踏んだ瞬間、音がヘッコンでしまう。真空管入りのOD-Xは音の方向性(踏むとマーシャル度UP)が違いすぎて使えず。自分で作ったキットのビンテージ・ドライブ(OD-1)がなんとかましと行った程度で、軒並みアウト。
全てアンプの良さを殺してしまうことに愕然...。
多くのギタリストがアンプ直にこだわる理由をあらためて再認識させられました。
唯一使えたのが、先日購入したHOT CAKE。このペダルだけは、まったくサウンドを殺す事なく使う事ができました。さすが良い値段しているだけありますね(笑)。
結局はHOT CAKEとビンテージ・ドライブで音を作る事にしたんですけど、それでもやっぱり自分の音にはもっていけません。
たとえパワーアンプだけとはいえ、マーシャルはマーシャル。なかなか手強いです。
多分そこがマーシャルの良いところなんでしょうけど...。
さらにエフェクトの相性だけでなく、ギターとの相性も判明。
最初にこのアンプに繋いだのが、ダンカンのハンバッキングを積んだエドワーズのSG。
このSGとマーシャルの相性は中々良く、かなり気持ち良く弾く事が出来たんですが、私のメインPUとなるP-90を積んだLP-SPに繋いだ瞬間、サウンドががた落ち。
SGではバランス良く鳴っていたのが、急に元気をなくした、しょぼいサウンドになってしまいました。
これにはショック大!。
今まで自分のメインとして使っていたシステムが、ギターを含めてこのアンプとマッチしていないんですよ。
...そういえば、マーシャルにレスポール、ブースターにOD-1というのは、理にかなってるなと思いました。今回それに近いシステムだった事もあり、人気の秘密がちょっと分かった気がします...。
よく考えてみれば、I君と私ではギターの好みが「真逆」なんですよね。
私はPUはシングルだしI君はハム。ギターはパッシブが基本だしI君はアクティブ。エフェクトはコンパクト派に対してマルチ派。アンプはフェンダー系でマーシャル系。さらにギタリストはジミー・ペイジでリッチー・ブラックモア←どんな例えや(笑)。...あくまでも「どっちか?」といえばの話ですが。
とにかく、弦高や弾き方一つとっても全て真逆を言う二人なんですよ。
...こんな二人が一緒にバンドやってるってのも凄い話ですが(笑)。
それを考えると、I君が色々考えて行き着いた答えと、私が求めている答えはやはり違ってくるんですよね(笑)。
このパワーアンプは、そのサウンドを求めている人にとっては大正解のものだと思うんですが、やはり自分の求めるライン上にある答えとは少し違うんですよ。
しかし、これはこれで間違いなく素晴らしい音色で、特に「音抜けの良さ」と「音の存在感」は圧倒的。
これが「いいアンプ」というものなんだろうなとつくづく再認識させられました。
この事とデラックス・リバーブを試した事が、本気で「自分のアンプを持つ」ことに決めた理由なんですよね。
で、結果がPeaveyのClassic 30にしたんですけど、かなり妥協して決めたものの、それはそれで間違ってなかったかなと。
スタジオに持ち込んだところ、メンバーにもおおむね受けがよかったようですしね(笑)。
...このマーシャルのパワーアンプって、びっくりする程重いんですよ。せっかくI君が苦労して持ってきてくれたんですが、それなのに結局は一度使っただけでMY AMPを購入したわけですから、I君の苦労はどこに....。といってもこのことがきっかけで僕がアンプを買ったんだから、I君的には「よっしゃ!」と思ってたりしてね(笑)。でも、ほんと重いのにわざわざ持ってきてくれてありがとう。そして結局使わなくて、ほんまごめんね~。
で、今度はClassic 30に合うエフェクトを考えているところなんです。その一環がSD-1MODの見直しなんですよね。
この辺については、今後ぼちぼちUPしていきます。
実はMODは終えているんですが、かなりいい結果が出てますよ~(笑)。
今はベースを演ってくれているI君なんですが、もともとはギターの人。さらにいうならばドラマーでもある人なんですが、現在ではベースを演ってくれてます(笑)。
そんな彼が以前にやっていたバンドで使っていたのがマルチ・エフェクトにEL34 50/50を繋ぐというやり方で、いろいろ試した結果このシステムに落ち着いたそうです。
現在はベースのため、使うことなく家で寝かしている状態だったんですが、私が毎回ライブでの音作りに苦労しているのを見かねて持ってきてくれたんですよ。
早速、このパワー・アンプに私がプリ・アンプとして使っている、GP-20を繋ぎます。
弾いた瞬間、強烈な程の音抜け!!。まさに「スッカーン!!(笑)」。
ガキーンというサウンドと、音の分離感に圧倒。これならばどんなライブ・ハウスでも埋もれる事なく音が抜ける事間違いない!。
「これはすげーっ!」といいながら色々セッティングに入ったんですが、どうもスパッとはまる音が出せない。
いろんなアンプのモデリングが入っているGP-20なんですが、EL34に繋ぐとどんなにがんばっても「マーシャル」の音になってしまうんですよ。
私はマーシャルの音は嫌いではないんですが、どうも「自分の音」とは違うと思っているので、どんなにいじっても最後はマーシャルになってしまうのがどうも...。
「それでは」と思い、エフェクトで自分の音に持っていこうとスイッチを入れると。
ほとんどのペダルが、通した瞬間、音抜けが悪くなるではありませんか!?。
前にMODして良くなったと思ってたはずのTS-9やSD-1は踏んだ瞬間、音がヘッコンでしまう。真空管入りのOD-Xは音の方向性(踏むとマーシャル度UP)が違いすぎて使えず。自分で作ったキットのビンテージ・ドライブ(OD-1)がなんとかましと行った程度で、軒並みアウト。
全てアンプの良さを殺してしまうことに愕然...。
多くのギタリストがアンプ直にこだわる理由をあらためて再認識させられました。
唯一使えたのが、先日購入したHOT CAKE。このペダルだけは、まったくサウンドを殺す事なく使う事ができました。さすが良い値段しているだけありますね(笑)。
結局はHOT CAKEとビンテージ・ドライブで音を作る事にしたんですけど、それでもやっぱり自分の音にはもっていけません。
たとえパワーアンプだけとはいえ、マーシャルはマーシャル。なかなか手強いです。
多分そこがマーシャルの良いところなんでしょうけど...。
さらにエフェクトの相性だけでなく、ギターとの相性も判明。
最初にこのアンプに繋いだのが、ダンカンのハンバッキングを積んだエドワーズのSG。
このSGとマーシャルの相性は中々良く、かなり気持ち良く弾く事が出来たんですが、私のメインPUとなるP-90を積んだLP-SPに繋いだ瞬間、サウンドががた落ち。
SGではバランス良く鳴っていたのが、急に元気をなくした、しょぼいサウンドになってしまいました。
これにはショック大!。
今まで自分のメインとして使っていたシステムが、ギターを含めてこのアンプとマッチしていないんですよ。
...そういえば、マーシャルにレスポール、ブースターにOD-1というのは、理にかなってるなと思いました。今回それに近いシステムだった事もあり、人気の秘密がちょっと分かった気がします...。
よく考えてみれば、I君と私ではギターの好みが「真逆」なんですよね。
私はPUはシングルだしI君はハム。ギターはパッシブが基本だしI君はアクティブ。エフェクトはコンパクト派に対してマルチ派。アンプはフェンダー系でマーシャル系。さらにギタリストはジミー・ペイジでリッチー・ブラックモア←どんな例えや(笑)。...あくまでも「どっちか?」といえばの話ですが。
とにかく、弦高や弾き方一つとっても全て真逆を言う二人なんですよ。
...こんな二人が一緒にバンドやってるってのも凄い話ですが(笑)。
それを考えると、I君が色々考えて行き着いた答えと、私が求めている答えはやはり違ってくるんですよね(笑)。
このパワーアンプは、そのサウンドを求めている人にとっては大正解のものだと思うんですが、やはり自分の求めるライン上にある答えとは少し違うんですよ。
しかし、これはこれで間違いなく素晴らしい音色で、特に「音抜けの良さ」と「音の存在感」は圧倒的。
これが「いいアンプ」というものなんだろうなとつくづく再認識させられました。
この事とデラックス・リバーブを試した事が、本気で「自分のアンプを持つ」ことに決めた理由なんですよね。
で、結果がPeaveyのClassic 30にしたんですけど、かなり妥協して決めたものの、それはそれで間違ってなかったかなと。
スタジオに持ち込んだところ、メンバーにもおおむね受けがよかったようですしね(笑)。
...このマーシャルのパワーアンプって、びっくりする程重いんですよ。せっかくI君が苦労して持ってきてくれたんですが、それなのに結局は一度使っただけでMY AMPを購入したわけですから、I君の苦労はどこに....。といってもこのことがきっかけで僕がアンプを買ったんだから、I君的には「よっしゃ!」と思ってたりしてね(笑)。でも、ほんと重いのにわざわざ持ってきてくれてありがとう。そして結局使わなくて、ほんまごめんね~。
で、今度はClassic 30に合うエフェクトを考えているところなんです。その一環がSD-1MODの見直しなんですよね。
この辺については、今後ぼちぼちUPしていきます。
実はMODは終えているんですが、かなりいい結果が出てますよ~(笑)。
ギターとアンプとエフェクターとそれぞれ相性と好みもあり、切がないですね。
演奏する音楽のジャンルによっても、同じセットでも最高に合うのと最低の場合もありますから。
結局、自分が気持ちよければ、それが最高なので。
MY AMPのMYサウンド追及頑張ってください。
って、頑張る必要ないか・・・楽しみなんだから。
>準身内の335です。
勝手に身内扱い & レス遅くなってすみません!!。
でも素直にうれしいんですよ。いつもコメントもらえるのが...。
ほんと今後もよろしくお願い致します!!。
>相性と好み...
ほんとそうですよねぇ...。
私が使っているキットのOD-1とSD-1なんですが、
マーシャルに繋いだ場合、OD-1は結構良くて、SD-1は使い物にならなかったんですが、
Classic 30に繋いだ場合、逆にSD-1はいけたのですが、OD-1はどうしようもなくなってしまいました。基本のサウンドは微妙な違いだと思うんですけどね....。
そのことからSD-1をベースにMODしようと思ったんですけど(笑)。
>MYサウンド追及...
はい、色々試しています!!。SD-1 MODもその一環ですね(笑)。
>って、頑張る必要ないか・・・楽しみなんだから。
...その通りでございます!!(笑)。