ギター弦あれこれ....その2 ～Dean Markley

まずは愛用の「Dean Markley」。
この弦の何がいいかっていうと、やっぱりそのサウンド。
とにかく粘りと抜けのバランスがいい!!。
アタック感が良く、芯がありつつも重々しくなく、気持ち良くギターを鳴らし切ってくれる感じがします。
どっちかというと中域に独特の癖があって、その感じがマホガニー・ボディのギターの特徴を活かしてくれるように思います。
そんなことでマホガニーのギブソン系ギターには、このディーン・マークレィを張っています。
でもちょっとクリーン・トーンには癖があって使いづらいかもしれませんね。
その独特の癖がじゃまと感じる人もいるでしょう。

しかしこのディーン・マークレィ。基本的に耐久性がいまいちなのか、突然パツッと切れてしまう傾向があり、その切れ方が予測しきれないんですよ。
意外と限界が来る迄は音色とタッチの変化が少ないんですけど、ダメになると突然切れるのがこの弦の特徴な感じがしますね。
だからある程度「まだ大丈夫だろ～」なんて思いながら、ずぼらしてスタジオなんかに入ると、１曲目から弦を切ってしまってえらいことになったりするので要注意です（笑）。

そんなことで、どっちかっていうとよく切れる弦なんですが、以前にありえない切れ方が立続けに起こったことがありました。
新品に張りかえた瞬間、なんとボールエンド部分で切れたんですよ!!。それも違うギターで...。
ブリッジやナット部分なんかの直接ギターに触れている部分で切れるならまだしも、ボールエンド部なんて弦が直接ギターと触れるところじゃないと思うんですけど...？。

切れたギターが共にテレ・キャスター（エスクワイア）だったのもあって、この件以来、フェンダー系のギターには張らなくなりました。
まぁ、たまたまだったのかもしれないですが、２本も続けて起こりましたからね...。
ひょっとしたらボールエンド部が、裏通し部分に干渉しているのかもしれませんが、
そうだとしても他のメーカーではそんなこと起こったことないですからね。


この時は頭にきたので、一時はすべてのギターを他のメーカーに変えてたこともあったんですが、
色々試した結果、結局ギブソン系ギターにはまた、ディーン・マークレィに戻ってきたんですけどね。
やっぱり音が一番好みなんですよ（笑）。
現在ギブソン系に張ってても、そういうわけの解らない切れ方は起こってません。

実は最近、フェンダー系もディーンマークレィに戻したいと思っているのですが、
なんか信用しきれないんですよね。
みなさんのディーンマークレィは大丈夫ですか？。


では次回は、SITとブーマーのインプレを掲載する予定です...。