ken-1's work shop!!

"Suspend'n R" ただ今、レアレアオールジャンル飛び入りdayにてアドリブセッション楽しんでます!

コピーつってもあなどれない… Burny SG Custom

2008-11-24 03:20:53 | music side guitar
もうすでに写真載っけてるんで今更なんですけど、念願のアイボリーカラーのSG Customを購入しました。…といってもギブソンやなくてバーニー(フェルナンデス)のなんですが(笑)。

このSG自体はオークションで試奏なしで購入したんですけど、届いたこれが半端やなく、良い鳴りを持つギターで。
以前、借りていた'70年代のギブソンSG Customと比較しても、遜色どころかこっちの方がいいくらい!、本家をしのぐ鳴り。

実はこのカスタムを買う前にも、店頭で販売されていた中古のヒスコレ・ギブソンSGカスタムを購入するかで悩んでたんですよ。
まぁプライスが20万半ばなんで、なかなか手が出なかったんですが、とりあえず弾かしてもらったんですよ。これが「ばちこーん」ってはまったら無理矢理でも買ったろかな、思て(笑)。

で、鳴らしてみるといまいち自分が思ってる感じと違ったんですよね。
まず全体的に音が若い。
ボディの鳴りはなかなか良いものの、出音が固いんですよ。ちょっとPUとギター本体がうまく噛み合ってない感じがする。
まぁこれは自分の音の趣向とギターの持つ音の方向性が違うのかもしれませんが。
もうちょっと、一体感があるほうがなぁ…なんて思いながら買うのを見合わせたんです。
だってめちゃめちゃ高い買いもんになりますからね。妥協は出来ないじゃないですか。ウン十万のモン買うならば形だけ気に入ったでは買えないですから。なんてったって楽器の基本は音が命ですからね。

でも、それでもやっぱりカスタムは欲しい訳で(笑)。
そんな時にオークション見てたらあったわけですよ、このバーニーのコピーモデルが。
基本、白のカスタムが欲しかった訳で、安いものなら音に関しては仕方ないなと割り切れるはず。だめならこれをベースに良い方向へと改造していけば良いんですから。むしろ本家ギブソンよりいじりやすいですし(笑)。

それでも最近はコピーとはいえ、結構な値段で落札されることが多いんですが(いわゆるジャパン・ビンテージのあおりですね)、なぜか今回僕が落札したこのSG、3万ちょいで落ちてしまいました。多分これって相場の半額くらいなんですよね。
じゃー程度が悪いのかっていえばそうではなく、キズも少ないしフレットもしっかり残ってて、なんの不都合もなし。
見た目の色やけもいい具合で、気になるとこといえば見ての通りPUカバーが三つとも無い位のものです。
確かに細かなところに若干の問題もないこともないんですが、この辺は今後のセッティング次第かなと。
少し残念な点は、指板がローズなとこ。
本来のカスタムならここはエボニーとなるんですが、このモデルはローズなんですよね。
自分的にはエボニーから来るカリンとした硬質なサウンドよりも、ローズの粘るようなガッとくる音の方が好みなので、これはこれで問題ないんですけど、やっぱりカスタムはエボニー指板が「らしい」やないですか。

調べたところ、80年後半から90年前半に製造されたモデルらしいんですけど、価格帯が7~8万円と中級クラス。その辺からエボニーではなくローズが採用されたんでしょうね。

製造されてから20年近く経つせいか、先にも触れてますが、基本的に鳴りがいい!!。
SGシェイプの格好良さの決め手となるエッジの出方も塗装の薄さからか非常にシャープ。これは多分鳴りのよさにもつながってると思います。
全体的に作りも良く、この辺はさすがMade In Japan。
やはりこの時代の日本製のコピーモデルはあなどれません。確実に本家より良い仕上がりになってますね。まぁすべてのものがそうだとは思いませんが…。

とまぁ、幸運にも大変いいモノを手に入れることが出来たなとは思うんですが、やっぱりこのギターで最大の問題点は「ギブソンでないこと」なんでしょうね…(笑)。
といっても、ギブソンSG Customが30万、このバーニーのが3万。
ゼロ1個少なくてこの違いですからね。
どっちが良いかは…どうなんでしょう?(笑)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿