相模の国の散策だより

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伊東方成展を見に。

2017年07月19日 | 日記

相模原市立上溝公民館で「伊東方成展」が開かれていたので見に出かけてきた。
「伊東方成」は相模原出身の蘭方医で幕末にオランダに留学し、明治天皇の
待医を務めた方です。

相模国上溝村(現相模原市中央区上溝)出身の伊東方成展が、上溝公民館で開かれていて、
これは文芸評論家で郷土史を調べる湧田佑さんが、方成の足跡と業績を丹念に研究した成果
をまとめたもので、写真や毛筆書きの説明文や年表などと、地図等を展示していました。

展示会には段ボール紙を使った手作りのパネル150点以上が並び写真、看板や年譜、家系
図などが詳しく説明されていた。「伊東方成」は相模原・上溝の医者の鈴木家の長男として
生まれ、才能が認められ蘭方医の伊東玄朴の娘と結婚し養子になった方のようです。

「伊東方成」は明治元年12月に帰国後、宮内省典薬寮医師となり、翌年9月には大典医に
昇進しますが向学の念冷めず、その1年後から3回の留学へ。再三の渡欧では特に眼科学
研究に打ち込み、このように、「伊東方成」は近代日本の知られざる立役者という側面も
ありますが、幼少時を過ごした上溝村の風土や人々との交流が育んだものなのでしょう。
いろいろな資料、写真など興味深く拝見してきました。
相模原市上溝出身にこんな偉人がいたなんて知らなかった。







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