
昨日午前中、田名公民館に用事があり出かけてきた、その後、田名の望地弁天キャンプ場に・・・
ここのキャンプ場は相模川河川敷の市営キャンプ場で家族・友人同士で、バーベキュー・キャンプ
が楽しめ、小規模のため、アットホームな雰囲気で、子どもにも目の届きやすい環境です。

昨日は地元の高齢者のグループの人たちが、キャンプ場の整備(掃除、草取り、草刈り、
周りの木の選定など)をやっていた。お話を聞くと年に3回ボランテイアでやっているそうで、
この暑い中本当にご苦労さまです。

ぼうぼう生えていた雑草も綺麗に草刈りがされたキャンプ場・駐車場わきの散策路、
この散策路脇の小川周辺では6月頃にホタルも見ることができるそうです。

キャンプ場前には望地弁財天がある、河岸の崖に抱かれるようにして社が建ち、鳥居を構えて
弁財天を祀るあたりは興味深いが、ここに祀られる弁財天はもともと藤沢の江島神社に安置
されていたものという。崖下に木々の緑を背負って建つ社殿は、望地の水田地帯を正面に
見据えている。

このあたりの水田は安政年間の飢饉の際、中島万平という若者が隧道を掘り、相模川の水を
導いて開拓した望地水田が始まりなのだという。中島万平が開拓した水田は幾たびか洪水に
晒されたということだが、1954年(昭和29年)に今の形に整備され、相模原市には数少ない
水田地帯として残っている。その中島万平が掘った隧道を「万平穴」と呼び、今はその役目は
終わったものの、史跡として残り、弁財天から少しばかり上流側に行った崖下に碑が建てられている。
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