Tokyo Tower meeting

ジャージードレスkay me(ケイミー) 代表の日々

一体感。

2009-07-28 21:58:35 | 特に、わたしについて
とても親しい友人(?笑)たちとブルーマンを観にいく。





ブルーマンの見どころは、その「巻き込み力」にあるのだと
心の中で感心。

パフォーマンスの芸術度や難易度は
シルク・ド・ソレイユを見てしまうと
それよりは低いものの、
(そもそも比較対象がおかしいが)

インタラクティブ性というか、
「もう、ほんとに巻き込んでやる」的な
陽気な創意工夫は素晴らしい。

特に、同じ動作やひとつの動作を連携してさせること
または同じ格好をさせることというのが随所に盛り込まれている。

開演前にはすでに
同じ鉢巻やかっぱを全員に着用させたりするのです

そうすることで、ブルーマンとの一体感、会場全ての一体感が
生まれるわけなのですね。

ユーモアももちろん効いていて
仕事柄、非常に勉強になるなぁ・・と
ブルーマンのパフォーマンスとその考案背景、
それに対するオーディエンスの反応の強弱と種類なんかを
思考&分析・・。

****

ふと、隣の席にいた
中学時代の友人E氏の様子に気づく。

彼女とは
一度もクラスがいっしょになったことがなかったが
集団同時行動が極端に苦手だった(=協調性がなかった)わたしが
いつも学年集会なんかで苦悩の視線を宙に泳がすと
がちっと同じ空ろな視線がぶつかるような存在だった


何を思考されているのか
ブルーマン(と仲間たち)が必死に考えた
様々な巻き込み策も、笑みを浮かべて見守ってらっしゃる。

「はっ。
わたしたちみたいな客って、
パフォーマンス側からすると
一番いやだよねぇ・・・」

そこのところはふたり同時にちょっと反省。
そして、こちらも、一体感。笑

******

出口を出ると、パフォーマンス終わりと同時に
おもてなしに出てきていたブルーマンと記念写真を取る観衆で
ごったがえす。わきあがる歓声。鳴り響くシャッター音。

音にすると
「きゃぁぁ・・ブルーマンだ」とか
「わぁ!!!」とか
「すごぉぉいい!」とか。


しかしながら人ごみを苦手とするわたしは
表通り目指して一直線。
振り返ると、同じタイミングでE氏もぴったり到着・・・。

「・・・Eちゃん、写真とか取らなくていいの?
せっかくの、ぶるーまんよ?^^」と聞くと

「取らないでしょ」と、にやっ。

心のうちに秘めるひそやかな
楽しみ方もあるのです。

******

しかし、三つ子の魂・・・、かどうか知りませんが
少なくとも13歳の魂は、33歳になってもそのまんまであることを確認。

自分のことは棚にあげますが、
E氏の彼氏は、たいへんだなぁー。

******

いやでも、何を言いたかったかというと

ブルーマンの構成、勉強になります。
あのくらい、人力のみで
思い切りパフォーマンスをしたいとイメージがもてました。

Fさん、ありがとう!



千秋楽なので、おはやめに!


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