Tokyo Tower meeting

ジャージードレスkay me(ケイミー) 代表の日々

決意あらたに・・・

2012-11-26 22:59:28 | 特に、わたしについて

今日はいつもと違ってちょっとプライベートな話題をお許しください。

一昨日、祖父が亡くなり現在奈良に来ています。

齢(よわい)99歳、という大往生、なはずなのですが

先月会ったときでも、

私より経済ニュースに通じ、私よりスタスタと早く歩き、私よりジョークが面白く

私の健康や事業、はたまた恋愛方面まで心配をしてくれていた姿を思うと・・・

わたしにとっては突然でそして早すぎる死でした。

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先月、祖父を訪れた際、ふいに

 

両親を幼いころに亡くし

青年の頃たったひとり大阪へやってきて、

奮い起こす気持ちと負けん気で商いを立上げ

これまで多くの方々に頼りにされ喜んでいただいたこと・・・

 

ひとりでがんばっていたころに最愛の祖母に出会い

その2人から子や孫がいまでは27人に増え、

そのひとりひとりの成長を喜び案じる話を、

 

それこそ走馬灯のように相変わらずユーモアを交えながら話してくれました。

100年以上前の白黒写真を1枚1枚見せながら・・・

 

いま思うと祖父の中で何かの予感があったのかもしれません。

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わたしの中で祖父の印象といえば 

負けん気と頑固さが人一倍強く、

そして芸術やモノづくり、そして色気のある世界を愛していた人でした。

とても五感の発達した人だったと思います。

性格や好みが似ていた祖父とは(お誕生日も一緒!)

小さいころから意気投合して、

いろいろお共をしていた記憶があります。

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しかしただ、1つだけに絞って言うとするなら

教えてもらったことは

人生の意味とは、徳を積むこと、それに尽きる

 

ということ。

仏教に通じていた祖父の一生が、そのことを教えてくれたように思います。

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今日の葬儀でも

 

死から四十九日までの期間を「中陰」といって、

霊位はこの世でもあの世でもないところに漂っている。

 

その間、現世の人々がどれだけその人の徳に感謝し、

祈りをささげるかによって

その人への審判が下される・・・と聞きました。

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「いくらお金をもっていても、いくら家が大きくても、いくら車をもっていても、

いくら愛人をもっていても、何もあの世には持っていけない。

持っていけるのは、この世でどれだけ他者に役に立てたかという徳だけや」

そんな声が聞こえてきそうでした。

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そう思うと、

いまの私はまだ何もこの世に残していない。

自分で手にするものよりも、自分以外の人に喜んでいただけること

役に立てること、そう事業で、きちんと頂いたいのちを大切にしていきたいと改めて思ったのでした。

死に際しても、強くわたしを導いてくれた祖父に

心からの敬意と感謝を・・・

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おまけ・・・

ほんとうは私人としてのわたしの幸せも案じてくれていたようですが

それはひとりの努力ではなんともならない・・・、ということで テヘ

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明朝、銀座4丁目に戻ります!

留守を切り盛りしてくれたスタッフのみなさん、ありがとう。

そしてご来店くださったお客様、ありがとうございます。

また気持ちを新たに できることを全うしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 


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