Tokyo Tower meeting

ジャージードレスkay me(ケイミー) 代表の日々

サービス向上へのチャレンジ。

2009-07-31 18:12:36 | 特に、わたしについて
ディフェンスされました。

これまで私が一番サービスやファシリティが快適だと
太鼓判を押していて現在会員となっているジムなのですが

ちょっとした私的な要因により
通うことが不便になり
解約しようと申し出た。

月末でもあり、ちょうどよい、となった。

手続き系のテーブルへ通される。

すると、あるパーソナルトレーナーがすばやく音もなくやってきた。

****

彼女は、何百人の会員を抱えているか分からないジムにあって
全く面識も接触もない私の名前をずっと前から覚えていて、
いつも姿を見つけては「けみさん、こんにちは~」と呼びかけてくる人なのだ。

そしてスマイルだが、決して私のトレーニングをそれ以上邪魔はしない。

いつも軽く流してはいたものの、
潜在的な意識に、「この人、ちょっと普通とは違うな」という印象があった。

****

で、正式に会話したのがこの日がはじめて。

「何か、ありましたか?」と。

ちょっと地理的な不便が生じたため、と正直に告げると

驚くことに私の
いつものだいたいの利用時間の傾向を覚えていて
しかも私の生活のリズムの中で、
どのように立ちよるかまで推測していたよう。

「いつもお越しいただく主だった時間帯は
こみ合ってないですし、

そのような理由ですと
施設を気に入って頂いているのでしたら
これまでどおり立ち寄っていただく形は
おやめにならないほうがいいと思いますよ」と。


****

私側の事情は詳しくは書けないのだが、

もしぽっと出てきたスタッフにそう言われたとしたら
それでも、解約を続行したと思う。

しかし、
私をそこまで理解していて
(何百人という会員の中、
そしておそらく他の会員についても同様に記憶していると思われる)、

また今回のような確かに納得できる理由で
続行を提案してくれたことに、

わたしは仕事柄、並々ならぬ興味を抱かざるをえなかった。

彼女個人のスキルなのか
会社としてのサービスの仕組みでありフローなのか。

確かに彼女は表向きパーソナルトレーナーの一員かもしれないが
どうも、顧客の中に入っていきいろいろな声を収集しているようにも見える。
おそらく接客のプロとして正社員なのではないかと思えた。

そのジムは会社としても
最近会員を増やす以外の収益を確保するビジネスを
フロア内でいろいろ始めている努力も目につく。

たとえばリフレクソロジーを短時間予約で開始したり
美容機器の体験会を行ったり、
最先端のトレーニングウェアの販売をしたり・・・

またこの頃では、スタッフの耳に、イヤホンが入っている。
何か中央からの指令で動いているようなのだ。

うん、確かにちょっと面白い。
もう少し彼女、そしてこの会社のサービスへのチャレンジと
仕組みを見てみたいと思った。

実は
次に入会しようとしていたジムとも提携関係にあることがわかり
解約作業をストップ。

この仕事柄、
営業や販売、店舗サービスには相当
分析的にきびしい(笑=つまり「や」な客?)自負のあるわたしですが
おもわずディフェンスされました。

ジム通い、
ちょっと違う意味での楽しみが増えたような。
職業病なのか、マニアなのか・・・笑

つづく・・

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