Tokyo Tower meeting

ジャージードレスkay me(ケイミー) 代表の日々

返報性の時間軸。

2009-07-30 12:39:49 | 特に、わたしについて
マックのコーヒー(Sサイズ)が
朝8-9時、無料。

とのことで、新橋駅前のマックの前を通ると
該当時間はいつにもまして長蛇の列となっています。

認知、という意味では反響は狙いどおりでは。

このキャンペーン、
なんでも、人が他者に何かよくしてもらったときの
心理的反作用「返報性」に
このコストを上回る効果を見込んでいるとのこと。

つまり、その場で朝マックセットを同時に注文したり、
あるいは、話題として他者に口コミしたり・・

コーヒーSサイズ概算100万杯の原価と広告費を足しても
利益は出る計算ということだそうです。

****

昨日は、投資会社の方々や経営者の方と
夜お会いしてお食事。

素敵なおにいさま方の話題は
恐縮にもいつしか弊社の経営の在り方というか
わたしの経営者としての在り方にアドバイスが及び・・・

事業として極めて客体(コンサルティングや人材育成支援など)でありながら
自社経営という意味では主体であることのわたしのディレンマについてや、

つまりはそもそも、もっと周囲を巻き込みなさい、との助言。


私自身、
コンサルティングビジネスは無形サービスに対して
フィーを頂戴するので、返報性ということについて
日々シビアに受け止めている。


なので、前述の素晴らしい方々に
事業開発についてディ―――プな「お願い」をする以上
何が返せるか、その段階でとても考えてしまう傾向がある。

***

しかし元経営戦略最大手M社から投資会社に行かれたNさんいわく

ご自身もコンサル時代は、超短期での返報性を担保するため
つまり時間に対してバリューをすぐ提供することを重視していたが

投資会社にうつって、返報性の時間軸がすごく伸びた、と。
いま、返せなくても、
時間がかかれど大きく返せればそれでいいじゃないかと
思うようになったんだよね、と優しい笑顔でいってくださる。

「だから気にせず、もっとヘルプをだしなさい」と。

***

マックの返報性も、
短期と実は長期の両面の効果を見込んでいるのかもしれないと
ふと気付く。

私自身、将来をかけて返していける誓いを胸に
今、与えていただけることをしっかり積極的に受け止めていかなければと
思うのだった。


みなさんの愛を感じました。
ありがとうございます☆


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