ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

あれから60年。

2007-10-26 07:13:13 | D‐ジェネ スペシャル
アト一週間足らずで10月も終わります。

と、いうことはぼくにとってついに50歳代がアト一週間足らずで終わるということです。
カンレキ!カンレキ!って騒いでおりますが還暦というのは字の如し
「暦が元の戻る」ということらしい。

いつもお世話になっている「ウィキペディア(Wikipedia)」で還暦を検索すると
「還暦(かんれき)とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支にふたたび戻ること」
と、あります。つまり十二支の干支が12年×5で60年になる計算です。

そして日本での還暦という項目をみると「日本における還暦の祝いでは、
本人に赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を贈る。
かつては魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、
再び生まれた時に帰るという意味でこの習慣がある」と書かれています。

というわけでカンレキレッドと騒いでいるわけなんです。
明後日の日曜日に5年ぶりで中学校の同窓会があります。
幹事さんからギターを持ってきて!って言われていて多分歌うことになるでしょう。

60年前の1947年、昭和22年、
敗戦後の地獄のような戦地をはいずりまわってなんとか故郷に帰還し
愛する人と再会し生きている喜びを確認するためふたりはその証を残します。

それから60年。
彼らは60年後の社会のことを想像すらする余裕はなかったことでしょう。
でもぼくらはなんとか60年を生き抜いてきました。

ただしすでに鬼籍に入ったものも多いと聞きます。
なにしろ大きな塊といわれるぐらい大勢いますから
なにをしても大きな塊になって突出してしまいます。

なんとか無事にカンレキが迎えられるようにしたいものです。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「いのちの炎①~④」です。

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