今もある？「サンナイ運動」

「あのぉぉぉ…。すみませーん」

昨日の午後、休日のお昼ごはんの定番
新F菜館でのラーメン　＆　瓶ビールを食べて近所まで帰ってきたところでした。
イマドキ珍しい詰襟の学生服とセーラー服の5人組の中学生

今の京都は中学生の修学旅行のシーズンのピークです。
「ん？どうしたの？」
「あのぉぉぉ。○×ワラヤチョーっていう店はどこですか？」

「あぁぁ！その店はなくなったわぁ」
「へぇぇぇっ！おぉぉーい！店なくなったってさぁ」
「キミらはどこから来たの？」

「ホッカイドーですぅ」
「へぇぇ、ホッカイドーのどこだべさ？」
「チトセです」

見ると詰襟の学生服には千歳中というネームプレートがありました。
「そう！ホッカイドーから来たのかぁ。学生服暑いべさ！」
真っ赤な顔の男の子は思わず頷いていました。

「それにしても。○×ワラヤチョーって渋い店をよう知ってるなぁ」
「ここでお昼ごはんを食べようって考えたんやぁ」
「どうやって知ったん？」

「あぁぁぁ！ネットで調べてきました」
「ありがとうございました！とりあえず二条城に行きます」
そうしてタオルで汗をふきながら男子2人女子3人のグループは歩いていきました。

そんな時代なんですよね。
修学旅行はグループでちゃんと自分たちで事前に情報を収集して
行動計画を作って京都のまちを歩きます。

ネットやケータイが有害で使わなくてもいいという
ユーシキ者のエライセンセー方の意見を最近よく聞きます。
でもITのテクノロジーはこれからの人生で必要不可欠なツールです。

昔、ん？今もあるのかな？「サンナイ運動」
高校生にバイクの免許を取らせナイ、バイクを持たせナイ、乗らせナイ。
16歳になれば400cc以下の普通二輪免許が取得できる権利があるのにモタセナイなんて。

ヨクナイ！モタセナイ！ツカワセナイ！
なんてことを現場を知らない年寄り達に言われたくありません。
ましてや規制まで作らなくても若者たちはちゃんと考えていますよ。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「伸びろ！若さ①～③」です。