話の聴き方(傾聴)教室 傾聴ハピネス

傾聴ハピネスは「聴くこと」(傾聴)の大切さ・素晴しさを皆様に発信していきます。聴き方が変われば生き方が変わります。

春の憂うつ

2016-03-27 | 日記
三寒四温といいますが、このところ真冬並みの寒さになり、クリーニングに出そうと思っていたダウンコートを着込んで仕事に行っています。
皆さんはお変わりありませんか?

火曜日からはやっと暖かくなって春らしい気温になるようです。
もう少しの辛抱ですね

ところで、春といえば卒業式や入学式があり、新年度で人事異動や歓送迎会、そしてお花見など、とかく明るい話題が多いのですが、どうも私はこの時期は世間と正反対に気持ちがちょっと低空飛行をします。
特に何があるわけではないのですが、毎年この時期は、何となく周りのテンションに合わせられずひとりポツンとしている感じです。

聞いてみると、案外私と同じように春はちょっと気が重い季節だと感じている方多いようですね。
でも、何となく口に出すのがはばかられる感じがするので、きっと自分だけがそうなんだとその思いを抱え込んでしまいます。


3月の後半から4月のはじめは、季節の変わり目で、気温の変化や気圧の変化に体のバランスも崩しやすく、心も不安定になるようです。
同じように秋の台風が来る前なども心のバランスが崩れるじきですよね。

もし同じような感じを抱いている方がいらしたら「この時期だからね」と自分に言ってあげてください。
ちょっとの間落ち込み気味な自分をそのままそっと包んで、元気が出るのを待ちましょう。
無理して自分を叱咤激励しないように。
ただただ淡々と日常を過ごすだけで十分です。

元気が出てくれば、自然に心も体も動き出しますから。
心配しないで




聴いて聴いて聴く

2016-03-07 | 日記
傾聴を知らなかったころ、「相手の話をきく」というのは、相手が話すことについてそれに対してこちらの意見や考えを伝えることだと思っていました。

お恥ずかしい限りです。

でも、どんなに傾聴を学び実践しようと試みても、つい何か伝えたくなってしまいます。
あとで考えてみると、聴き手が何か伝えようとしているときは、相手の話は耳では聞いているものの、相手のその思いを感じたり理解しようとしていないことに気づかされます。
こんな時、プロとして自分のふがいなさにとてもショックを受けます。
相手の方にも申し訳なかったとお詫びをしたい気持ちでいっぱいになります。

目の前の相手の方が話したいことを聴く。
ただそれだけでいいのだと思います。

聴いて聴いて聴く。

水が流れるように一緒に流れていく。
寄り道しながら散歩をするときには、一緒に寄り道をして。
進まなくても、そっとそばにいる。

そんな気持ちで聴かせていただけばいいのだと思います。

人間は、自分でよくなろうとする力があり、前に進んでいく実行力がある。

そうだよなあ・・・。
時間はかかるけど。

でも進むためには心の想いを吐き出して軽くしないと前に進めないんだよね。

共感も見立ても後の話。

相手の話を受けとめて聴く。
これが傾聴の極意なのだと最近ひしひしと感じています。