数学が苦手でいつもテストでは苦労していました。
しかし、時には数式の根拠から全く外れているのになぜか答えが偶然正解しているという奇跡が起こりました。
5点満点の2点ぐらいは貰えるやつです。
しかし、こういうことは身につきませんね。
結局は覚えられないし次にやると間違っているわけで。
話は数学から飛びますが、最近凝っているのがホワイトソースを使っての料理。
テレビの番組で、簡単にできるホワイトソースの作り方をたくさん教わったので真似して作っています。
しかし、作れば作るほど奥が深いものでもあります。
材料は、バター・小麦粉・牛乳ですが、手順は様々。
最初に「すごく簡単らくちん」と思って真似したのは、3つの材料を全部鍋に入れてただひたすらぐるぐるかき回す方法。
ホントに?と半信半疑ながらもひたすらぐるぐる高速でかき混ぜていると、突然ホワイトソースになります。
ホワイトソースがこんなに簡単にできるなんて!!!と感激し、しばらくはこの方法でやっていました。
しかし、別の番組で、バターと小麦粉を練り練りしてレンチン、その後牛乳を入れて火にかけてぐるぐるするとこれまた簡単にホワイトソースが出来上がります。
これも美味しい。満足な出来でした。
そして、最近見た番組では、バターを溶かし小麦粉を混ぜてだまの内容にかき混ぜ、トロトロになったら牛乳を少しづつ入れて混ぜながら作るやり方。
先に書いた2つの方法と作業時間は変わらないのに、出来上がったものはとってもなめらかクリーミーで、料理にかけてオーブンで焼くとさらに本格的な滑らかな食感にレベルアップ。
結果は同じなのに、ちょっとした手間や手順でここまで違いが出るのかと思うと驚きでした。
主婦になって40年近く料理をしてきてやっと本当にわかったような気がする。
丁寧に作るって自分の気持ちの表れなのね。
なんだか今年は毎日反省と自己理解ばかりです。