川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

市民の意思表示

2009-06-15 11:25:54 | 友人たち
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 14日(日)朝からやや本格的な雨。遠くに雷鳴も。

 一日中家の中で寝たり起きたり、妻もまだ床を離れられません。風邪がいつになく長びいています。

 今日は長い電話をお二人から貰いました。

 残留孤児2世のKくん。ぼくがメールで送った「市民有志の声明」にたいする意見。名前を出すのは憚られるので署名はしないということですが、80分ぐらい意見を交流しました。
 来日して20数年になりますがこの人は中国籍のままです。中国の姓のままで帰化手続きをしたいのですが、その漢字が常用漢字ではないため法務省が許可しないのです。
 北朝鮮の実態を知りたいといいます。間接的な情報では信じられ無いとも。友人の中には日本籍をとって後悔している人もいるそうです。中国人なら北朝鮮に入国して実態をより良く知ることが出来るのではないかと考えているのです。

 ほんとうにそうなのでしょうか?朝鮮族中国人が北朝鮮の親戚のために一生懸命生活物資を送っている話を延吉に行ったとき聞きましたが、彼らでさえ、入国が容易だとは聞いていません。国を閉ざして人民が餓死していくのを放置している独裁者たちが外国人の自由な入国を認めるはずがありません。

 アジアプレスなどが北朝鮮の情報を手にするために苦闘しています。

 アジアプレス http://www.asiapress.org/

 ここ日本でも耳を澄ませば脱北帰国者や、日本人妻の声も聞くことが出来ます。本を読むだけでなく話も聞き、真偽を自ら判断するほかはありません。そういう努力をしているのでしょうか。

 Kくんは中国の民主化と北朝鮮の民主化はリンクしているといいます。どちらも絶望的だとも考えています。

 絶望的な程の現実はその通りです。しかし、嘆いていても仕方がありません。私たちには発言と行動の自由があります。ぼくはこんな提案?をしました。
 
 日本政府を動かして中国東北に北朝鮮難民のキャンプを創らせるなどということは出来ないのか。費用は全て日本の資金でまかなう。北朝鮮の民衆に対する植民地支配の補償の一部だと考えれば安いものだ。中国政府に日本の人民の意思を結集して実現を迫る。


 人には様々な事情や考えがありますからぼくは「声明」に無理に名を連ねてほしいとは思っておりません。Kくんのように読んで考えを聞かしてくれる人を尊敬します。
 大切なことは諦めないで立ち向かっていくことです。学びの機会をつくったり、自分の意見を発表したり、…。個人の力はひ弱で無力ですが、一人の行動から何かがはじまるかも知れません。


 午後には秋田県の北部の農村に住むNさん。北高時代の生徒だった人。ぼくが「現代社会」を担当したのではないかと思います。お母さんの故郷に住んでいます。
 日曜で何となく話したくなったということです。テーマはやはり核実験。この人はメールをやらないので「声明」のことは何も知りません。

 北朝鮮が最初の核実験をやったときには身の回りでいくらか話題になったそうです。今回はそういうこともないが自分では「怖い」と感じていてぼくと話をしてみたくなったそうです。

 「声明」を印刷して届けようと思います。

 

 Dさんからはメールを貰いました。池商の時の生徒だった人です。

 私もTV等で知り、北朝鮮の身勝手な恐ろしい行動をゆるせません。
 私も先生方と同意見ですが、
 署名をする件については主人がどうしても承知してくれず、できません。
 申し訳ありません。

 夫婦で話し合ったのでしょうか。こういうことをきちんと話題にしてくれたのですからぼくとしてはそれだけでも感謝です。お連れ合いはどうして署名に反対されているのでしょう。

 賛同署名してくださった友人の中にもフルネームでの署名に躊躇されたかたがいます。
 「ネットの持つ問題性を」強く感じておられるからです。自分の考えを世界に向かって表明するのです。何らかのリアクションがあるかも知れません。そういうことをいろいろと考えることは当然のことです。
 今回のことで私たちのような取り組みが他に見られないことはこういうやり方に何らかの危険があるからかも知れません。何か具体的な問題点に気づいておられる方はどうぞ教えてください。

 ぼくは如何なる政党、政治団体にも所属しておらず、自分の意見は自分の責任で表明するしか方法がありません。その際、ブログやメールはとても便利な道具だと思っています。
 意見を発表する以上、批判があるのは当然です。自由な言論の世界である限りそれはむしろありがたいことです。職場や地域社会で話題になるとしたら嬉しいことでもあります。しかし、それが脅迫や村八分などにつながっていくとしたら警戒し慎重であるべきでしょう。
 私たちの声明は批判に耐えられない無責任なものでしょうか。民主主義と人権、平和の確立を願う人なら誰もがよし解ったと言ってくれるのではないかと思っているのですが。少なくともこの日本では。甘いのかな。

 賛同署名をしてくださった方の芳名は「声明」の末尾に掲載させて貰っています。よしと思われたらいつでもご連絡ください。

 声明http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/22980a42c330be66b344cbeb9e290107

 ご自分で納得のいく声明文を書かれた方がおられたら是非、「川越だより」に投稿してください。紹介します。

 

 

 
 









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1 コメント

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Unknown (きよてる)
2009-06-16 13:27:29
>北朝鮮の民衆に対する植民地支配の補償の一部だと考えれば安いものだ。

植民地になどしておりませんので、謝罪も補償の必要もなかったのですが、日韓基本条約で莫大な経済協力金を支払っております。

北朝鮮への対応に関してはとくに申し上げることはありません。しかし、過去を語るには少々知識が不足しているように思えます。

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