10月25日(木)
ドイツから帰った小沢一郎「国民の生活が第一」代表が記者会見し、「脱原発」を国策とすべく、選挙戦を戦うと闡明したということです。
僕は「政権交代」が現実化し始めた数年前の参議院選挙のころから小沢一郎という人を大切な政治的リーダーだと理解し、その政治的行動を支持するようになりました。僕とは逆にそのリーダーシップを恐れる守旧勢力の手によって小沢さんは「犯罪者」に仕立てあげられ、政権交代は惨めな結果になりました。
小沢さんは4年近くよく耐えたと思います。僕と同い年ですが表情にゆがみも見られず、この苦難をむしろ糧として深化し、民主主義をこの地に打ち立てる課題に再挑戦しようとしているように見えます。
「フクシマ」の体験の只中にあって、イデオロギーのいかんを問わず、現在および未来の国民が生き抜くために「脱原発」の国是を確立することが次期衆議院選挙の最大の課題です。小沢さんがしっかり勉強して自信を持って「脱原発」を闡明したとすれば心強いことです。
小沢一郎を「犯罪者」に仕立てようとしたものたちこそが原発利権の当事者でもあります。冤罪を完全に打ち砕いて、その力で「脱原発」の選挙戦を戦うことが重要です。
僕は引き続き小沢一郎さんの政治的リーダーシップに期待し、一市民としてできる行動を模索します。
次期衆議院選挙は来夏までにあります。「脱原発」を闡明する候補者を全選挙区で立て勝利のために力を合わせなければなりません。
生活・小沢代表 「原発ゼロを国として推進してゆきたい」
2012年10月23日 18:37

記者会見で総選挙に向けた第2次公認候補24名を発表する小沢代表。左隣はヤワラちゃんこと谷亮子議員。=23日夕、「国民の生活が第一」党本部。写真:田中撮影=
年内解散・総選挙の観測気球が上がるなか、『国民の生活が第一』の小沢一郎代表が今夕、記者会見した。小沢代表は「3年前の政権交代時の訴えをもう一度主張してゆきたい」「原発ゼロを国として推進してゆきたい」と選挙戦を貫く政策の柱を述べた。
17日から3日間の日程でドイツを訪れ脱原発事情を視察した小沢代表は次のように話した――
「ドイツでは、政権、国会、財界、マスコミが10年後に原発ゼロを決めた。私自身が確信を持って進めて行けるものと強く思った。日本の福島原発の事故を受けて、ほとんど全てのドイツ国民がきれいな再生可能エネルギーに変えようと全政党賛成でこれを決めたと言う。
ドイツ国民の8割はこれに異論はないだろうと政府の人が言っていた。経済界も9年後に廃止する原則について一切異論はないとのこと。日本の福島事故を(深刻に)受け止めたドイツだが、福島原発を抱える日本でなぜできないのか?
大手マスコミの調査でも6割が(脱原発)だそうだ。全国民にまんべんなく問えば8割以上になるのではないか。政治、行政、産業界、原発に関連した既得権、利権の体質がまだまだ強く残っており、国民の命や暮らしより、既得権を守るほうに重点が行っていると思う。
旧体制が原発の維持、再稼働、新設など推進を主張している。国民の意志に大きく反することと思う。自信をもって原発ゼロの政策を国として推進していきたいと思っている」。
民主党がいとも簡単に捨て去った政治改革については次のように強調した――
「半世紀にわたる自民党中心政治が時代の変化に対応できないと思い、民主党で政権交代したが、結果として民主党は国民との約束を反故にし、手を付けようとせず、旧来政治の延長に陥っている。
もう一度3年前に主張した抜本的な政治・行政機構の改革をめざし、時代の変化に対応し国民の生活を安定させる。3年前の政権交代の考え方、訴えをもう一度主張していきたい」。
出典●http://tanakaryusaku.jp/2012/10/0005419
参考ブログ(こういう風に考えて精一杯行動している方を僕は尊敬します。)