10月20日(日)晴れ
旅の途中のTVで『週刊朝日』の記事が問題になっていることを知った。18日に豊橋・東京駅では売り切れで?読めなかった記事を、昨日ネットで読むことができた。橋下市長のツイッターによる批判発言も読んだ。
これらを読む限り、僕は橋下大阪市長の指摘はもっともであり、『週刊朝日』の記事は許しがたい人権侵害だと思う。
読者はどう思われただろう?
橋下大阪市長の批判●http://blogos.com/article/48554/
19日になって『週刊朝日』と親会社の朝日新聞社は記事について謝罪し、連載を打ち切ると発表した。
一件落着なのかもしれないが、僕は腑に落ちない。
著者の佐野眞一さんが記事の中でこう書いているからだ。著者はあらかじめ橋下知事の反論も十分に予測したうえで覚悟を決めて書いたのだ。
「この連載で私が解明したいと思っているのは橋下徹という人間そのものである。もし、万が一、橋下が日本の政治を左右したりするような存在になったとすれば、一番問題にしなければならないのは、敵対者を絶対に認めないこの男の非寛容な性格であり、その厄介な性格の根にある橋下の本性である。
そのためには、橋下徹の両親や橋下家のルーツについて、できるだけ詳しく調べあげなければならない。」
これだけの批判を覚悟して書いた記事についてなぜかくも簡単に謝罪したり、連載を打ち切ったりするのか?そちらのほうが僕には疑問だ。週刊誌も新聞社もいい加減な存在だとは承知しているがこんなことが許されてはたまらない。
近く『週刊朝日』や「朝日新聞」でくわしい弁明があるか?それらを鶴首して待つことにする。